STINGER レーシングナビ 11月7日号
【 レース 】
◆[フォーミュラ・ニッポン] 第7戦第1レース ロッテラーが優勝◆
フォーミュラ・ニッポンの最終戦、第7戦が11月5日(土)、6日(日)にツインリンクもてぎで開催され、この最終戦は、今季唯一の2レース制で行われた。
6日の決勝第1レースは、雨はほとんど降っていないものの、ウエット・コンディションで行われた。
レースはポール・ポジションのアンドレ・ロッテラーが好スタートを切り、これに中嶋一貴、J.P.デ・オリベイラが続いた。
しかし、オリベイラはフォーメーション・ラップ中にスピンし、スターティング・グリッドに着く際に違反があり、ドライブスルー・ペナルティで大きく順位を落とした。その後はロッテラーと中嶋一貴の一騎打ちとなり、中嶋一貴はロッテラーを追走。2台のバトルはゴールまで続いたが、ロッテラーが逃げ切って優勝。中嶋は惜しくも2位。3位はホンダの塚越広大が獲得した。
第7戦もてぎ 第1レースリザルト
順位 No. ドライバー マシン タイム/差
1 36 アンドレ・ロッテラー トヨタ 38:40.346
2 37 中嶋一貴 トヨタ +0:00.656
3 41 塚越広大 ホンダ +0:29.617
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◆[フォーミュラ・ニッポン] 第7戦第2レース ロッテラーがチャンピオン獲得◆
フォーミュラ・ニッポンの最終戦、第7戦決勝が11月6日(日)にツインリンクもてぎで開催された。
2レース制で行われた決勝第2レースは雨に見舞われ、全車がレイン・タイヤを装着してのスタートとなった。
レースはポール・ポジションのロッテラーが好スタートを切って独走。中嶋、オリベイラが首位のロッテラーを追う展開になった。
その後、9周目にセーフティカーが導入されたが、このセーフティカー・ランの間に、ダウンヒル・ストレートで多重クラッシュが発生。車両排除のために20分程の赤旗中断となった。
13周目に再スタートが切られ、ロッテラーと中嶋が好スタートで抜け出し、その後は再びロッテラーが独走。ロッテラーは最後までペースを緩めず、2戦連続のポール・トゥ・ウィンを達成。見事に初のチャンピオンを獲得した。
2位には中嶋が入り、初参戦ながらランキング2位、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。また3位にはオリベイラが入り、トヨタが表彰台を独占することとなった。
第7戦もてぎ 第2レースリザルト
順位 No. ドライバー マシン タイム/差
1 36 アンドレ・ロッテラー トヨタ 1:29:10.870
2 37 中嶋一貴 トヨタ +0:10.902
3 32 J.P.デ・オリベイラ トヨタ +0:21.493
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◆[MotoGP] 第18戦バレンシア予選 ストーナーがポール・ポジション獲得◆
11月5日(土)、MotoGP最終戦、バレンシアGPの予選がスペイン、バレンシアサーキットで行われた。
小雨が降る中での実施となった予選は、ホンダのケーシー・ストーナーが今季12度目のポール・ポジションを獲得した。
この記録は1997年のミック・ドゥーハンが記録したシーズン最多ポール・ポジション記録とタイとなった。
ストーナーは、小雨にもかかわらず1分31秒台を記録し、2番手以下に1秒以上のリードを築く快走でポール・ポジションを獲得した。
さらに2番手には、チームメイトのダニ・ペドロサが獲得。タイムは悪くはなかったものの、フロントのフィーリングが完全ではなく、ストーナーに若干後れをとる結果となった。
3番手はヤマハのベン・スピーズが獲得。スピーズはアタックを続けながらチャンスを待ち、見事3番手に食い込んだ。青山博一は思うようにタイムを伸ばせず、予選14番手となった。
第18戦バレンシア 予選リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 27 ケーシー・ストーナー ホンダ 1:31.861
2 26 ダニ・ペドロサ ホンダ +1.014
3 11 ベン・スピーズ ヤマハ +1.196
6 46 バレンティーノ・ロッシ ドゥカティ +1.617
14 7 青山博一 ホンダ +2.977
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◆[MotoGP] 第18戦バレンシア決勝 ストーナーが今季10勝目を達成◆