こんな素敵なイベントもあった雨の富士。
先週の富士スピードウェイは、せっかくのWECの日が酷い雨でもったいないことになったけれど、こんなイベントもありました。”レジェンド・スピリット”。土曜日と日曜日に走行も披露してくれた。
WECの中心的レースは、いうまでもなくルマン24時間。モナコ、インディ500とともに”世界三大レース”と言われる歴史を誇るビッグレースだけど、そのレースで活躍した思い出のクルマだけが参加できるんだ。1960年代から1970年代にルマン24時間に参加した歴史的なクルマだ。
クルマが大好きなオーナーさんたちが大切にしているクルマが、日本にも歴史を知ってほしい”1923年かさ90年という凄い歴史を刻んでいるルマン24時間の歴史や伝統を『アッパレ』と思ったんです”という主催者の呼びかけで集まった。
メインレースのWECは、天候のせいで、セフティカーランと赤旗でつないだだけのがっかりなことになってしまったけれど、やはりサポートレースだったF3と同じ、1コーナー寄りのピットガレージに納まった名車たちは、その冷たいムードを救ってくれるとってもいい感じだったんだよ。
フム、ボルシェ904とアルピーヌ。1960年代にルマンで活躍した。
日本でも、1963年、鈴鹿サーキットで行なわれた日本グランプリでスカイラインとの闘いで話題を呼んだポルシェ904。ルマンでも、
ルノー4CV。日野ルノーという名前で日本で打っていたクルマだけれど、実はルマンにも立派に参戦していたんだ。
青いアルピーヌA210と、赤いアバルトOT1300。なんとも素敵!!
アルピーヌM63はこうして運びます。
このまま東名高速道路を走る。走る自動車博物館だ!! 富士のイベントだけでなく、もっとたくさんの人に観てもらえるんだ!!