F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヘイキ･コバライネン
グリッド=17番 / 決勝=17位
「今回も、素晴らしいスタートを切って、そこからはすんなりいったレースだったんだ。レース全体を通して問題は何もなかったよ。ピットストップは素晴らしかったし、戦略も予定通り、正確に機能したんだ。今回も、週末を通して力強いイベントになったよ。ハプニングが起きたとすれば、第1〜第2スティントだね。ある程度レースが落ち着いてきた時でも、前のマシンに食らいつくことができたんだ。これは、僕たちがどのくらい進歩しているかをハッキリと示してるし、またここでその傾向になったんだ。最終スティントでプライム･タイヤを履いたときは、ペースが少し落ちたけど、（ブルーノ･）セナが最後のタイヤでタイムを失っていたから、レース終盤に向けて力強くプッシュできたんだ。来年はもっと、接近できると思う。残りは1レースだから、今はブラジルに意識を向けてるし、シンガポールから見せてる力強いパフォーマンスで、シーズンを締めくくることができると確信してる」。

◆ヤルノ･トゥルーリ
グリッド=18番 / 決勝=18位
「クラッチを合わせるタイミングをミスして、いくつかポジションを落としてしまったんだけど、数周以内にマシンをパスして、戦う必要があったんだ。レースをフィニッシュするために、しっかりと走りに集中する必要があったんだ。第2スティントは、すごく力強いスティントだったけど、最終スティントでハード･タイヤを履いた時は、タイヤの温度を上げるのに苦労して、それ以上はプッシュできなかったんだ。だから、少しタフな週末になってしまったんだ。風邪をひいて少し熱があった状態でここに来て、フリー走行3でタイムを失って後退してしまったけど、ブラジルでは可能な限り、いいレースがしたいね。チームのコンストラクターズ･ランキング10位を確保するサポートをしたい」。