リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【アブダビGP(日)】
【アブダビGP 決勝】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリースですが、内容はオリジナルのものと同じです。
◆ルイス・ハミルトン
グリッド=2番 / 決勝=1位
「最高の結果が出せたよ。いつもは自分に厳しくするように心がけて、ミスを見逃さないんだけど、今日に限っては、悪いところを見つけられないよ。速いペースを保ったまま、プレッシャーを受けながらミスなく最後まで走りきることができたから、すごく満足してるんだ」。
「レースの大半を、フェルナンド(・アロンソ)との差に注意して走ったよ。すごく手強くて、まったく手を抜くことができない相手だからね。終盤にはついつい勝ったあとのことを考えてしまいそうになったけど、それではダメだと自分に言いきかせたよ」。
「その結果、実際にチェッカー度・フラッグを受けるまで集中力を保つことができたんだ」。
「ジェンソンと一緒に表彰台に立てたのが、なにより嬉しかったよ。最終戦を前にして、、これだけ心強いことはないね。チームは初日からそうだったように、最高の仕事をして、戦術面でもピット作業でも、トップクラスだったんだ」。
「今日はすべてが上手くいったから、ただただ感謝するしかないね。チームと僕自身にとってまたとない結果だったから、この勢いを最終戦につなげたいよ」。
◆ジェンソン・バトン
グリッド=3番 / 決勝=3位
「珍しくKERS(運動エネルギー回生装置)に問題が発生して、苦しい展開になったんだ。15周ほどでまったく使えなくなって、パワーだけじゃなくて、エンジン・ブレーキにも影響があったんだ」。
「エンジニアが問題を解決する方法を見つけて無線で知らせてくれたんだけど、それには走りながら多くのボタンを操作する必要があったんだ。しかも、断続的にトラブルが起こったから、2周ごとにおなじ操作を繰り返さなければならなかった。予告なしに起こる問題だから、コーナーへ進入するたびにヒヤヒヤさせられたよ。ブレーキ・ポイントも正確につかめない状態で走っていたってわけ」。
「さっきも言ったとおり、ウチのKERSに問題が発生するのは滅多にないことで、メルセデス・ベンツはその点、最高の仕事をしてくれてる。本来は素晴しい信頼性を備えたシステムなんだ。苦しい状態だったけど、それだけにゴールへたどり着いて表彰台に立ったときの嬉しさは、ひとしおだったよ」。
「ルイスにも、お祝いの言葉を贈らなければならないね。最終戦を前にして、これほど心強いことはないだろうね。もちろん、来年にもつながる結果だよ」。