F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヘイキ･コバライネン
「長くて厳しいシーズンだったし、ブラジルでシーズンの終わりを迎えるのはいいことだけど、今シーズンは僕にとって、今までのモーター･レーシングの中でも、ベストなシーズンの1つだったよ。チームとして成長を続けて、開発を持続していくためには、ドライバーとしてはできる限りハードにドライビングをこなしていくだけだったし、マシンから降りる時には、それ以上マシンから引き出せるものがないと納得してからなんだ。本当にこれ以上できることは何もなかったよ。このチームには素晴らしいスピリットがあふれてるんだ。僕たちは間違いなく正しい方向に進んでるよ。今年を振り返ると、去年からまた新たなステップを踏めたと思うし、2012年にも勢いを持続することができるはずさ」。

「ブラジルでのレースでも、僕たちは力強さを持続できるよ。ブラジルには新しいリヤウイングを持ち込むよ。このウイングで、予選やレースでのペースが少し改善されるはずだし、タイヤはアブダビのレースで使用したコンパウンドと同じ、ミディアムとソフトだから、アブダビや数戦前のレースで見せたパフォーマンスと同じくらいのパフォーマンスを発揮できるはずさ」。

◆ヤルノ･トゥルーリ
「ブラジルは、僕がいつも楽しみにしているレーストラックだよ。今まであまりツキがあったトラックではないけどね。ブラジルのトラックは、ロング･ストレートのあとに、タイトなコーナーが続く近代的なサーキットとは違って、オールドスタイルなトラックの一つなんだ。高速コーナーと低速コーナーが組み合わさってて、リズムに乗って行けるサーキットだから、コックピットからの感触は素晴らしいんだ。できる限りいい形でシーズンを終えられるようにしたいね。レースでのマシンの感触はよかったし、リヤウイングのアップデートもあるから、予選で前進してシーズンを終えるられると思う。どうなるか見てみよう」。