リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【アブダビGP プレビュー】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリースですが、内容はオリジナルのものと同じです。
「アブダビで勝てたことで、最終戦にも勝利して2011年を締め括りたいという気持がいっそう強くなったよ。そうすれば、気分よくオフシーズンを迎えられるだろうし、ブラジルGPの目標はそれしかないよ」。
「インレルラゴスのレースが何事もなく終わることは滅多にないし、天気が変わりやすいときは特にそうなんだ。サンパウロは今も豪雨に見舞われているということだけど、日曜に雨が降れば、なにが起こるか予想できないね。17番手のグリッドから、雨の中で追い上げを展開して3位になった2009年のレースは、僕自身にとってこれまでで最高の戦いのひとつだったんだ」。
「ずっと前のマシンを交わし続けてたね。ジェンソンも僕もインテルラゴスで王座を確定した経験をもってるから、もちろん思い出深いサーキットと言えるよ。2009年以外は、いつもタイトル争いに加わる形でブラジルGPを迎えていたんだ。今年はドライバー、コンストラクター共にタイトルの行方が決まってしまったから、純粋にレースを楽しめるだろうね。今回もマシンの戦闘力は十分だと思うから、アブダビのような好レースを期待している」。
「インテルラゴスは最終戦の舞台にふさわしいコースだね。KERS(運動エネルギー回生装置)とDRS(可変リヤウイング)、それに変わりやすい天気までが加われば、間違いなく面白い展開になるはずだよ」。
◆ジェンソン・バトン
「インテルラゴスは歴史のあるサーキットで、マクラーレンに乗った二人の世界チャンピオンの、エマーソン・フィッティパルディとアイルトン・セナもここで育ったんだ。スタンドはいつも満員で、独特の雰囲気があるね」。
「コーナーが多くて、高低差もあるから、体力的にも厳しいレースになるよ。同じ敷地だけど、コースの長さが倍もあった1970年代のレースがどうだったのか、想像するだけで疲れてしまいそうだね。左回りの上に、路面が荒れていて勾配も急だから、首への負担が特に大きよ」。
「スタートしてから1コーナーまでの距離が短いから、KERSが重要な役割を果たすだろうね。最終コーナーからの長い上りでも、パワーがモノを言うはずさ。1コーナーで前のマシンを抜くことができなくても、かなり近づいてはいるだろうから、ターン4の先にある短いストレートでDRSを使えば、追い越しのチャンスがあると思う」。
「タイトル争いには決着がついたけど、アブダビではマクラーレンが勝利を狙えることを証明できたんだ。ぜひ今年4勝目を挙げたいし、そのために最後まで全力をつくすつもりだよ」。