ウェバー、DHLの最速ラップ賞を受賞
2011年11月24日
F1に協賛している世界最大のデリバリー会社のDHLは、マーク・ウェバーに2011年の最速ラップ賞を授与した。ウェバーはアブダビGPのラスト4周と言うところで1分42秒612の最速ラップを記録し、最終戦を待たずに受賞を決めた。ウェバーがこの賞を受けるのは初めてだが、2009年には2番手の成績を残していた。これはドライバー、コンストラクターの2冠を達成したレッドブルの栄冠に花を添えるものと言えるだろう。
サンパウロでおこなわれた授賞式では、DHLブラジル支社長のヨアキム・トラネがウェバーに賞を手渡した。受賞者を決定するルールはきわめてシンプルで、レース毎の最速ラップをマークしたドライバーに1ポイントが与えられ、その合計が最も多いものが受賞者となる。この賞は2007年に誕生し、キミ・ライコネン(2回)、セバスチャン・フェッテル、フェルナンド・アロンソが歴代の受賞者となっている。このうち、世界チャンピオンのタイトルとダブル受賞を成し遂げたのは2007年のライコネンだけだ。
【翻訳:Shigehiro Kondo】