キミ・ライコネン インタビュー 「復帰はすばらしいものになる」
イギリス、エンストンにあるロータス・F1・チーム(旧ルノー)のファクトリーでシート合わせをおこなったキミ・ライコネンは、ファンから寄せられた質問に答えた。
Q.キミ、今日あなたは、2009年以降始めてF1のコクピットに戻ってきました。どう感じましたか?
キミ・ライコネン(以下、ライコネン):前回、エンストに来たとき、すぐにシートに座ってみたんだ。だけど、ヘルメットかぶってちゃんと座ったのは、2009年以来、今日が初めてだったんだ。最初はコックピットが少し小さかったから、座ったときはちょっと変な感じだったんだ。だけど、それは普通のことだよ。これまでのシート合わせと同じ感じだったね。最初にマシンに乗ったときはちょっと違和感があるけど、すぐに慣れるものなんだ。F1復帰はすばらしいものになるだろうね。
Q.シート合わせの重要性は?
ライコネン:一番重要な仕事のうちのひとつだよ。シートに長時間すわることになるから、完璧な位置を見つけることが本当に大事なんだ。この時期は完璧な位置を見つけるために、たくさん時間をかけてるんだ。シーズンは長いし、長時間座る必要があるからね。最初にきちんとシート合わせをしておくことが重要なんだ。
Q.復帰が決まり、ここ数週間で寄せられた反応に驚きましたか?
ライコネン:僕の復帰について、マスコミが色々と書き立てたり、うわさがあったんだ。僕にとってF1に戻ることはいいことだし、チームとファンのプラスになればうれしいね。この時期にファクトリーで作業するのが大好きなんだ。新しいマシンに関する話は盛り上がるし、期日に間に合わせるために、どの部門も全力で取り組んでる。みんなの献身ぶりを感じることができるし、その一員になれたことをうれしく思うよ。
Q.あなたの復帰に対して、たくさんの意見が寄せられました。ポジティブ意見も、時にはネガティブな意見もありました。
ライコネン:僕には何の影響もないよ。ナンセンスな意見を聞くときもあれば、いい意見を聞けるときもある。重要なことは、僕が復帰したくて、このチームがチャンスを与えてくれたってことなんだ。満足してるよ。僕は人々がどう考えているかは気にしないんだ。自分がやりたいことに満足している限りそれをやるし、それが僕にとって大事なことなんだ。