STINGER モーターナビ 1月12日号
【 新車 】
◆ホンダ 新型アコードクーペ コンセプト(北米仕様)を世界初公開◆
ホンダは、米国ミシガン州デトロイトで1月22日(日)まで開催の2012年北米国際自動車ショー(デトロイトショー)にて、新型「アコードクーペ コンセプト(北米仕様)」のデザインスタディーモデルを世界初公開し、さらに9代目となる新型「アコード」シリーズの概要を発表した。
新型アコードシリーズは、次世代革新技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」※1を米国モデルとして初採用し、CVT※2を組み合わせた2.4L直噴4気筒エンジン、3.5L V型6気筒エンジン、ホンダ初となる2モーターで構成されるプラグインハイブリッドの3つの新型パワープラントを搭載予定。
発売は2012年秋を予定し、プラグインハイブリッドモデルは来冬の発売を予定している。
また、「Lane Departure Warning(車線逸脱警報)」や「Forward Collision Warning(前方衝突警報)」、後方の死角を画面にて確認できる「LaneWatchTM」などの最先端の安全技術を採用し、高い安全性も実現する。
※1
EARTH DREAMS TECHNOLOGYは、エンジンなどの内燃機関、トランスミッションの効率向上やモーターなどの電動化技術の進化によって、走りと燃費を高次元で両立させる次世代新技術群。
※2
新開発CVTは2.4Lのガソリンエンジンとの組み合わせのみ。V6エンジンモデルは6ATもしくは6MTを採用
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◆トヨタ 北米国際自動車ショーに次世代4ドアコンセプト「TOYOTA NS4」を出展◆
トヨタは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2012年北米国際自動車ショーに、先進技術をエモーショナルなデザインに込めた次世代4ドアコンセプトカー「TOYOTA NS4」を出展した。
TOYOTA NS4は、エコカーが普及していると考えられる2015年頃を想定し、環境性能だけでなく、先進の安全技術と「ヒトとクルマと社会が繋がる」技術を搭載し、デザインや動力性能などを高次元で実現したコンセプトカー。
特徴としてトヨタのハイブリッドカーのアイコンであるトライアングルシルエットをモチーフに、低重心スタンスの感性に訴えるエモーショナルなデザインを採用。
また安全性能や燃費と走行性だけでなく、「ヒトとクルマと社会が繋がる」機能として”FUN & EASY”をコンセプトに、インパネ中央部に配置した2画面ディスプレイによるHMI(Human Machine Interface)を採用して画面の操作性と視認性を向上させ、直感操作を実現させている。
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【 企業情報 】
◆レンジローバー イヴォークが「2012年 北米トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞◆
レンジローバーは1月9日(月)、レンジローバー・イヴォークが”2012 NORTH AMERICAN TRUCK OF THE YEAR”(2012年 北米トラック・オブ・ザ・イヤー)を受賞したと発表した。
米国、ミシガン州デトロイトで開催されている2012年北米国際自動車ショーで発表された今回の賞は、米国の著名なジャーナリストからなる選考委員会が、価格対価、革新性、ハンドリング、動力性能、安全性、運転の楽しさという6つの評価項目を検討し、選出された。
レンジローバー・イヴォークは2011年の発売以来、英国など世界各国で数々の賞を受賞。なおレンジローバーの北米トラック・オブ・ザ・イヤー受賞は今回が初となる。
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◆ホンダ 東京オートサロン2012の出展概要を発表◆
ホンダは、1月13日(金)から15日(日)まで千葉県、幕張メッセで開催される東京オートサロン2012の出展概要を発表した。
今回のホンダブースでは、四輪車では昨年12月に発売した軽乗用車「N BOX カスタム」をベースに、特別なボディカラーや、内外装にLEDや反射シートの装飾を施した「FLASH BOX(フラッシュボックス)」、コンパクトミニバンの「フリード ハイブリッド」をベースに、日本の伝統工芸である漆塗りに加え、四季の花をモチーフにしたインテリアなどの装飾を施した「FREED “和”」の2台のスタディーモデルを参考出展する。
さらにビート純正アクセサリーとエアロパーツを装着した「BEAT Auto Salon Special(ビート オートサロン スペシャル)」なども出展。
二輪車では東京モーターショーに出展したニューミッドシリーズ「NC700S」、「NC700X」、「INTEGRA」のカスタマイズモデルなどを展示し、さらにレース車両として、2011年のMotoGPを征した「RC212V」、SUPER GTシリーズのGT500クラスに参戦した「HSV-010GT」を展示する。
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◆トヨタ 宮城県の公用車向けに外部電源供給システムを寄贈◆
トヨタは1月11日(水)、宮城県が所有する公用車のプリウス17台向けに、クルマから電力を供給することができる外部電源供給システムを寄贈した。
同日、宮城県で開催された「『宮城復興元年セレモニー』〜自動車が復興をけん引する〜」の式典において宮城県の村井知事と、トヨタの新美副社長の出席のもと寄贈式が行われた。
寄贈にあたり、新美副社長は「車が発電機能を有することで、避難所や電力の受給を必要とする公共機関等で少しでもお役に立てることを期待している。」と述べた。
今回寄贈された外部電源供給システムは、最大1500ワットで電力を供給し、テレビやパソコン、炊飯器やドライヤーなど家庭にあるほぼ全ての電化製品を使用することが出来る。
また合計1500ワット以内であれば複数の電化製品の同時使用も可能で、バッテリー容量が減ると自動的にエンジンが始動して発電するため、非常時には燃料が最大量の状態から2日間程度は最大
出力での継続使用が可能となっている。