ロータス、新ブレーキシステムを開発
新しいブレーキシステムでパフォーマンス向上を狙うロータス(写真は2011年のもの)。
ロータス・F1・チーム(旧ルノー)は、今年のマシンに新しいブレーキシステムを搭載するようだ。
これは、フィンランドのトゥルン・サノマット紙が報じたもの。イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙によると、このシステムは2006年にルノーだったロータスが開発した、マスダンパーに似たシステムのようだ。
マスダンパーは、ノーズ内にスプリングで取り付けられた錘を可動させることで、路面から受ける衝撃を吸収してマシンを安定させているシステムで、2005年、当事ルノーだったロータスのの躍進に大きく貢献したものの、レギュレーション違反にあたるとして、2006年にFIA(国際自動車連盟)が使用を禁止したシステムだ。
トゥルン・サノマット紙は、ドライバーが操作可能な新しいブレーキシステムは、ブレーキング時に車高を変更し、空力パフォーマンスを調整できると説明した。