STINGER レーシングナビ 2月20日号
【 レース 】
◆トヨタ TS030 HYBRIDでの初の耐久走行テストを終了◆
トヨタ・レーシングは、2月15日(水)から17日(金)にかけて、フランスのポール・リカール・サーキットで、TS030 HYBRIDの初の長距離耐久走行テストを実施した。
TS030 HYBRIDにとって2度目のフルテスト、ロールアウトを含めると3度目となる今回のテストでは、30時間に及ぶ耐久走行を実施。
テストには、中嶋一貴、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、さらにセバスチャン・ブエミと石浦宏明が参加。長距離耐久走行は16日(木)の午後から開始され、様々な性能評価と開発が遂行された。
トヨタ・レーシングは5月5日(土)のFIA世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースへ向けたアップデート・パッケージの準備に専念しており、次のテストは4月中が予定されている。
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【 イベント 】
◆第2回 RED BULL BOX CART RACEが3月に開催◆
2009年に行われた第1回大会の様子
3月17日(土)、東京都江戸川区の葛西臨海公園にて、第2回「Red Bull Box Cart Race」(レッドブル・ボックスカートレース)が開催される。
ボックスカートは、1950年代にアメリカの子供たちが石鹸箱に車輪をつけて坂道に転がせたことが起源され、海外ではソープボックスカーやソープカートなど、様々な名前で呼ばれている。
レッドブルは2001年より世界各地でレッドブル・ボックスカートレースを開催。カーブやジャンプ台が設置された坂道コースを使用し、タイム、カートのオリジナリティーと完成度、ドライバーとチームのパフォーマンスの3つの基準で競われる。
日本では2009年10月に初開催され、今大会では約60チームの参加が予定されている。
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【 サーキットからのお知らせ 】
◆鈴鹿サーキット 2011年モータースポーツ顕彰を発表◆
鈴鹿サーキットは、2月17日(金)、2011年のモータースポーツ顕彰を発表した。
鈴鹿サーキットは、1987年よりモータースポーツの発展、新興、ならびにファン拡大につながる顕著な活躍、活動、功績を残した個人、団体を対象にモータースポーツ顕彰を、また大きな活躍が期待される個人を対象にライジングアワードを設定し、その功績と感謝の意を表してきた。
2011年のモータースポーツ顕彰は、全日本ロードレース2連覇を達成した秋吉耕佑。
特別顕彰として、尼崎市、小林可夢偉地元応援団「可夢偉Dream Supporter’s AMA」が選らばれた。
また、モータースポーツ功労顕彰は元全日本ロードレース・チャンピオンで、2011年に現役を引退した水谷勝が選ばれた。
2012年ライジングアワードでは、4輪からは、2011年のフォーミュラチャレンジ・ジャパンチャンピオンの勝田貴元。2輪では、鈴鹿ナショナルST600でチャンピオンを獲得し、今年から全日本ロードレースに参戦する小島一浩がそれぞれ選ばれた。