STINGER モーターナビ 2月23日号
【 企業情報 】
◆フェラーリ 2011年度決算を発表◆
フェラーリは2月17日(金)、2011年度の決算を発表した。
2011年の売上高は前年比17.3%増の22億5,100万ユーロに達し、初の20億ユーロ超えと好結果を記録した。
正規ディーラー・ネットワークへの販売台数は、前年比9.5%増の7,195台を記録。売上高利益率は14.1%で、自動車部門においても上位の数字となった。
営業利益は前年比3.2%増の3億1,240万ユーロ、純利益は2億900万ユーロと、2010年から微増を続けている。さらに、研究開発を含む投資額は総額2億7,900万ユーロで、こちらも2010年から微増を続けている。
また、事業活動による純現金は7億750万ユーロという記録的数値を達成した。
地域別の販売台数では、米国(カナダ、南米を含む)は前年比8%増の1,958台、大中華圏(中国本土、香港、台湾)は前年比62.6%増の777台で、そのうち500台は中国本土が占めた。
中東では前年比22%増の450台。イギリスは23%増の574台、ドイツでは14.6%増で705台を記録した。
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【 イベント 】
◆富士スピードウェイ Eco Car Cup 2012 春大会を開催◆
富士スピードウェイは、ハイブリッドカー・オーナーを対象にしたオリジナル・レースイベント「Eco Car Cup 2012 春大会」を4月14日(土)に開催する。
イベントはハイブリッドカーの燃費性能を最大限に活かしつつ、「より安全に」、「より速く」、「より低燃費で」 をテーマに、「速さ」と「燃費」を両立させながらチームの総合力を競い合う多種目型のイベントとなっている。
春大会はショート・サーキットを舞台にタイムアタック、15周のスプリント・レース、35分の耐久レースの各走行結果と燃費の総合ポイントで勝敗が争われる。
また、大会には一般のハイブリッドカー・オーナーから現役のレーシング・ドライバーまで、幅広い参加者が集うことも注目される。
なお、今大会から新型車種(トヨタ アクア・カムリ等)クラスの追加、ショート・サーキット戦でもアシストクラスを増設し、既存の車両ラインアップに後からハイブリッド・モデルが加わった車種(派生ハイブリッドカー)での参戦も可能となる。