STINGER レーシングナビ 3月12日号
【 レース 】
◆[INDY] 合同テストでスコット・ディクソンがトップタイムをマーク◆
昨年のインディジャパンでのスコット・ディクソン。
3月5日(月)から8日(木)までの4日間にわたり、米国、フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで、インディーカー・シリーズの合同テストが開催された。
2012年シーズンは新型エンジンとシャシーが導入され、5日にスタートしたテストには27台が結集し、第1グループと第2グループに分かれて2日間ずつのテスト走行が行われた。
テストでは、ホンダの新型ターボエンジンを搭載したスコット・ディクソンがトップタイムをマークし、続いてダリオ・フランキッティが2番手につけるタイムを記録。
またテストにはF1から移籍したルーベンス・バリチェロ、今年からレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍する佐藤琢磨も参加し、それぞれ新型マシンの性能を確かめつつテストに臨んだ。
2012年のインディカー開幕戦、「ホンダグランプリ・オブ・セント・ピータースバーグ」の決勝レースは3月25日(土)、フロリダ州、セント・ピータースバーグで開催される。
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【 企業情報 】
◆ピレリ P7・コルサ・クラシックがカルロス・サインツの手によってデビュー◆
ピレリはスペイン、マドリッド近郊のアヴィラにて3月9日(金)、10日(土)に開催されたラリー・ド・エスパーニャ・イストリコにおいて、クラシックラリー向けタイヤ、「P7・コルサ・クラシック」をレースデビューさせた。
P7・コルサ・クラシックは昨年のサンマリノで開催されたイベントで発表され、今回のラリーでは1990年と1992年と、2度のドライバーズ・タイトルを獲得したカルロス・サインツがドライブするポルシェ911に装着してレースに参戦。現在はターマック仕様のみとなっているが、近いうちにグラベル仕様も用意される予定。
P7の名前は1970年代にピレリが投入したラリー・タイヤから受け継いでおり、当時のP7は世界ラリー選手権に投入された最初のロープロファイル・タイヤで、当初はランチア・ストラトス向けに開発され、その後は多くの名車に装着、愛用された。
P7・コルサ・クラシックは最新テクノロジーの導入によりパフォーマンスと安全性を向上させ、さらに最新の環境規格にも合致している。
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【 サーキットからのお知らせ 】
◆富士スピードウェイ WECも観戦できる年間パスポートを発売◆
富士スピードウェイは、「SUPER GT第2戦」、「SUPER GT第6戦」、「JAFグランプリ富士スプリントカップ」、「フォーミュラ・ニッポン第4戦」に加え、「WEC “6 Hours of Fuji”」が観戦できる年間パスポートの限定発売を開始した。
パスポートは富士スピードウェイのイメージ・キャラクター、チェカがデザインされており、「ワールドチェカパスポート」、パドックパス付きの「プレミアムワールドチェカパスポート」、小中学生がパドックエリアに入場できる「ジュニアチェカパスポート」の3種類が用意される。
販売期間は4月22日(日) までとなり、富士スピードウェイのオンラインチケットで販売される。
富士スピードウェイオンラインチケット
http://www.fsw.tv/2ch/2_5ticket/info_pass/