小林可夢偉 レース後･インタビュー全録【マレーシアGP(日)】
「フロント・ブレーキがなくなった。諦めるしか、なかった」
◆かなり前から、前のブレーキは効かなくなっていた･･･
—-最後は、ブレーキがおかしくなった?
小林可夢偉(以下、可夢偉):いや、だいぶ前から･･･。
—-序盤からだったんですね?
可夢偉:頷く。
—-今日は、最終的には”ペレスの日”になりましたが、タイミングでは立場が変わった可能性もあったと思います。（タイヤ交換にしても）タイミング的には悪くなかったでしょ、最初の頃は?
可夢偉:わかんないです、ぼくには。レース、全然見てないから。
—-クルマの調子としては?
可夢偉:悪くはなかった。ただ、ブレーキは、前がずっと効かなかったから。
—-インター（ミディエイト）履いてるときから?
可夢偉:ですね。
—-それであんなに挙動がフラフラしてたんだ。ブレーキ（のトラブル）はフロント?
可夢偉:フロントです。
—-最終的に、ピットの中でリタイヤしちゃったのは?
可夢偉:（ブレーキの）前が、完全に、なくなった。
—-原因はわからない?
可夢偉:“前がない”（なくなった＝性能を失った）ことしか、わからない。
—-クルマのポテンシャルは確認できたような?
可夢偉:まあ、そうでしょう。（チームメイトの結果を見ても）
—-心機一転ということで、次から、期待してます！
可夢偉:はい。
【STINGER/Hiroaki Iemura】
