F1チーム、中国GP後はバーレーンに向かわない?
開催中止を望む声が増えてきたバーレーンGP。
F1チームは、今週末の中国GPが終ったあと、バーレーンへは向かわず、ヨーロッパに帰国する計画を立てているようだ。
これは、イギリスのタイムズ紙が報じたもの。現時点でバーレーンGPは予定通り開催予定ではあるものの、国内の情勢がふたたび傾きだしたため、FIA(国際自動車連盟)は、現地の状況を常に監視しなければならない状況だ。
同紙は、F1チームはバーレーンに向かわない可能性が高まってきたため、中国GP終了後の航空チケットをバーレーンに向かうチケットと、バーレーンには向かわず、そのまま帰国するチケットの2種類を用意していると報じた。
また、イギリスのガーディアン紙は、匿名のチーム代表へおこなったインタビューを掲載した。
「バーレーンへ向かう気にはとてもなれない。バーレーンで問題なくGPをおこなうには、軍を動員して(サーキットを)封鎖するしかないだろう。それはバーレーンのためにもF1のためにもならないだろうが、開催するならその方法しかないと思う。われわれは、多くのスタッフを抱えており、彼らの安全が第一なのだ。FIAがGPの中止をしてくれることを願っている。最適な選択肢としては、バーレーンGPをシーズン後半に延期するか、もしくは中止するしかないだろう」。