STINGER モーターナビ 4月12日号
【 企業情報 】
◆マクラーレン 英国首相訪日レセプションにMP4-12Cを特別展示◆
MP4-12Cと、左から名取オペレーション・マネージャー、ジェレミー・ハント大臣、甲斐ラースマクラーレン東京CEO。
マクラーレン・オートモーティブ・アジア社は、4月10日(火)に英国大使館 大使公邸において開催された「お花見レセプション」に招待され、マクラーレンMP4-12Cの特別展示を行った。
今回のレセプションは、訪日中のデイビッド・キャメロン英国首相の来日を記念して英国大使館主催で開催。対英投資をしている日本企業や、対日進出している英国企業などのビジネスリーダーが招待された。
当日はマクラーレンMP4-12Cを大使公邸内の桜の下に展示し、ジェレミー・ハント英国文化・オリンピック・メディア・スポーツ大臣とフォト・セッションを実施。
マクラーレンは、日本と英国の共通の文化の1つである自動車を通して、両国友好の懸け橋となり続けるようにとの期待から、今回の特別展示を決定した。
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◆レンジローバー・イヴォークがワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞◆
ランドローバーは4月5日(木)、2012年ニューヨーク・インターナショナル・オートショーにて、レンジローバー・イヴォークが「2012年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー・デザイン賞」を受賞したと発表した。
今回のデザイン賞に関しては、イヴォークのユニークなデザインが評価されただけでなく、高い走行性能や、最新テクノロジーも評価されての受賞となった。
なお、「2012年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー・デザイン賞」により、イヴォークがこれまで世界中で受賞した様々な賞の数が100を超え、101個目の受賞を達成した。
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◆トヨタ 「もっといいクルマづくり」の具現化に向けた取り組みを公表◆
トヨタは4月10日(火)、「もっといいクルマづくり」に向けた取り組みを公表した。
新たな取り組みとして、大幅な商品力向上と原価低減を達成するクルマづくりの方針「Toyota New Global Architecture」(TNGA)の車両開発への導入を公表した。
TNGAは、運動性能だけでなく、人間工学やデザインの自由度を追求した新しいプラットフォームを開発し、世界で共用化することで高い基本性能を備えた車を効率よく開発するというもの。
また、TNGAは3種類のFF系プラットフォームから取り組みを開始する方針で、これを採用する車両はトヨタの総生産台数の5割をカバーする。
また、これまでの取り組みとして「チーフ・エンジニアの権限強化」、「地域ニーズに沿ったいいクルマ作りに向けた体制改革」などについても、あわせて公表した。
詳細情報
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/04/nt12_0410.pdf
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◆日産 「EVタクシーシェアのりば」実証実験を実施◆
日産は、「神奈川EVタクシープロジェクト」と「ヨコハマ モビリティ プロジェクト ゼロ(YMPZ)」のジョイント活動として、「EVタクシーシェアのりば」の実証実験を4月18日(水)より開始する。
EVタクシーは、排出ガスゼロ、快適な乗り心地、優れたランニング・コストなどの特長がある反面、航続距離、充電時間などにより、従来車タクシーに比べ営業機会の面で不利という問題がある。
この問題を解決する方策として、乗車機会の増大が見込める「EVタクシーシェアのりば」設置による実証実験に取り組むことを決定。
「EVタクシーシェアのりば」とは、EVタクシー専用の待機所を設けて、既存のタクシーのりばをEVタクシーと通常のタクシーが交互に利用(シェア)するもので、「EVタクシーの専用のりば」を設置するスペースがない場合やEVタクシーの台数が少ない場合にも設置することが可能となっている。
詳細情報
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120411-01-j.html