FIA公式リリース バーレーンGPは予定通り開催
予定通り、開催が決定したバーレーンGP(写真は最後に開催された2010年のもの)。
中国GP金曜 FIAリリース
モータースポーツの統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、F1世界選手権の開催についても責任を負い、興行権を有する団体(CRH)からの申請を受け、各国の当局と安全面の状況を考慮した上で競技日程を決定している。
この過程でFIAは世界選手権に組み込まれたイベントが定められた競技および技術規定に則り、観客、オフィシャル、ドライバー、チーム関係者の安全を確保した上でおこなわれるよう配慮しなければならない。
集められた情報に基づいて冷静な判断を下すことがFIAの使命であり、バーレーン当局とCRHの報告に従ってバーレーンの現状を吟味した。
ジャン・トッドFIA会長は2011年11月にバーレーン王国の実情を調査するグループの指揮を執り、シーア派の国会議員、バーレーン独立調査委員会会長、欧州連合各国大使、皇太子、国会議員、実業家等を含む内外の関係者から意見を聴取した。
これらは全員が2012年のバーレーンGP開催を望んでおり、FIAはその後も関係者との接触を保ってきた。FIAは、各国のバーレーン大使館、独立調査委員会から定期的な安全に関する報告を受けている。
CRHが提出した2012年のF1カレンダーは、昨年11月に世界モータースポーツ会議(WMSC)の席上で検討された。その後、F1コミッション、またはCRHからWMSCにバーレーンGPの開催延期または中止の要望が出されたという事実はない。
現在、FIAにもたらされている情報から、バーレーンGP開催に必要なあらゆる安全上の配慮がなされていると考えてよい。
従って、FIAは2012年ガルフ航空F1グランプリ・オブ・バーレーンが予定どおり開催されることを保証する。