小林可夢偉 金曜日・会見【中国GP(金)】
「いい流れで来ている。このまま、予選はQ3をめざしたい」
◆マレーシアよりは、クルマの感触はずっといい!
—-今日のフリー走行、7番手ということで、上々のすべり出しだと思いますが、クルマの調子は?
可夢偉:全体的には、朝から、けっこうちょっとしたトラブルで、走れなかったり、完璧な状態ではない中で、流れとしては、スムーズに行けたんではないかと思います。
—-タイヤは、各ドライバーが、ちょっと長く走ると、フロントをロックさせてたりしてますけど、可夢偉選手はいかが?
可夢偉:ぼく自身は、けっこう安定して、そこそこ、フロントも残ってたんで。今回は、ロングランも問題ないんじゃないかと、簡単に見た感じとしては思ってますけど。
まあ、それ以上に、(今回は)予選をもう少しなんとか前に行けるようにと(プラクティスは)やってるので。
まあ、みんな(タイヤは)前(フロントタイヤ)がキツくなると思いますので、何とか、予選は前(上位)に行ければな、と──。
—-ちょっと前に、チームのエンジニアと話したんですが、予選のペースをもっと”よく”する、それからストレートでのスピードを稼ぐ、そういうアップデートを少しずつ入れてきてるんだ、ということでしたが、そういう違いは感じられた?
可夢偉:あんまり・・・、やっぱり、そんなにすぐは影響は出ない、と。まあ、何ていうの、予選でも、直線(のスピード)というのは、けっこう(タイムへの影響が)大きかったので、レースでも。マレーシアでは、ね。そういう意味では、(今回の方が)ちょっとマシかなという気はしてます。だから、何とか予選でいいところへ、といった感じです。
—-今日の状況を踏まえると、明日の予選は、どのへんが狙えそうですか?
可夢偉:もちろん、Q3へ入れたら、十分ですけど。(目標は)確実に、レース(ペース)も落とさずに、しっかり予選をパフォーマンスさせるかが一番大事だと思います。まぁ、何とか、今日の晩、もうワンステップ前に行けるように、クルマをセッティングするか、微調整でうまくできるかというのも判断して、やって行きたいと思います。
—-明日の天気が、どうも読みにくいようですが?(笑)
可夢偉:暖かくなるという人もいれば、寒くなるという人もいて(笑)。まあ、何とも言えないですけど。まぁ、あんまり、そんなこと気にせず、状況、状況で、合わせていくしかないかなと思ってます。
—-ポジティブな感触だと思っていて、いいんですね?
可夢偉:まあまあ、そうですね。そんなに悪くはないんで、何とか、明日もしっかり、いい流れで(週末に)入っていきたいと思ってます。
—-ありがとうございました。
【STINGER/Hiroaki Iemura】