メルセデスAMG初優勝記念! ロス・ブロウン代表 レース後・インタビュー
メルセデスの初優勝を喜ぶメルセデスの面々。
「チームの体制が固まるまでに1年以上かかったわけだが、それでも仕事ぶりは素晴らしかったと思う」。
Q.ニコは気温の変化に対処してタイヤを上手く使っていましたね?
ロス・ブロウン(メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チーム代表 / 以下、ブロウン):非常に安定していた。とにかくセッティングが素晴らしく決まって、コンディションの変化もウチには有利に働いたようだ。
Q.厳しい戦いが予想されただけに、満足感も大きいのでは?
ブロウン:そのとおり。戦術が成功しなければ、もっと難しいレースになっただろう。2回のピットストップを選んだのは混戦が予想されたからで、4〜5チームが僅差で争うことになると思っていた。なんとかその中から抜け出したかったんだ。
Q.開幕から2戦は結果が出ませんでしたが、これで流れが変わるでしょうか?
ブロウン:最初の2レースは不運もあった。このあとも連戦で4レースを消化するわけだが、バルセロナからはかなりプレッシャーがかかってくるだろう。それでも、私を含め、スタッフは全力で取り組んでいるから、なんとか乗り越えたいものだ。
Q.ミハエルはホイールが締まっていなかったのですか?
ブロウン:どうやらそのようだ。たぶんしっかり固定されておらず、走行中にゆるんで外れてしまったんだろう。
Q.今日(中国GP決勝)はドキドキしたのではありませんか?
ブロウン:いつもそうだよ。
Q.ミハエルもいずれ勝てると考えているでしょうね?
ブロウン:今日のようなマシンの状態なら、勝てない理由がない。今日のよなことがあったので、早く結果を残すことが大事だろう。
【翻訳:Shigehiro Kondo】