マクラーレン、ピット作業を見直しへ
機材や作業内容の見直しで改善を目指す。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのマーティン・ウィットマーシュ代表は、先週末におこなわれたバーレーンGP決勝で、ピット作業の遅れでルイス・ハミルトンの順位が後退した原因を調査することをドライバーたちに約束した。
これは、イギリスのオートスポーツ誌に語ったもの。ハミルトンは、バーレーンGP決勝で2番手スタートだったものの、レース中におこなった2回のピット作業で、2回とも左リヤのホイールナットに関するトラブルが発生し、必要以上にピットに留まることになり、最終的に8位フィニッシュとなってしまった。
2回のトラブルに同じクルーが関わっていたものの、ウィットマーシュ代表は、クルーを攻めるのではなく、作業内容の改善をするべきだと同紙に語った。
「彼を批判するつもりはない。クルーはメカニックから構成されていて、ピット作業分の給料を払っているわけではなく、ボランティアでやってくれている。彼らは守るだけの価値があるし、勇敢な彼らにかかるプレッシャーも理解している。だが、こうなってしまったことは期待はずれで、機材や作業内容を見直さなくてはならない」。