レッドブル系2チーム、若手テストを年末におこなう?
今年はイギリスとアブダビの2箇所で開催?
レッドブル系チームのレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソの2チームは、アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットでヤングドライバー・テストをおこなうかもしれない。
今年はアブダビGPの次戦にアメリカGPが加わることもあり、例年通りにアブダビGP後にテストを行う場合、F1チームは5週連続で働き続けなければならなくなる。そのため、今年のテスト地には、イギリスGP後に同GPの舞台となるシルバーストン・サーキットが候補となり、タイヤを供給するピレリは、レッドブル系のチーム以外の10チームのために、イギリスでのテストへの準備を進めていることを明らかにした。
チーム側は、ピレリに対して公平なタイヤ供給を望んでいるため、シルバーストンでのテストに、新開発のタイヤを持ち込めなくなる。ヤングドライバー・テストの状況について、ピレリのモータースポーツ・ディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、次のようにコメントした。
「我々には12のパートナーがおり、彼らの要求に応えなくてはならない。そのうち10チームはイギリスで、2チームはアブダビでのテストを望んでいることから、テストに新しく開発したタイヤを持ち込むことはできない」。