【INDY】佐藤琢磨が自己ベストの3位フィニッシュを達成!
25番グリッドから初の表彰台へ!
4月29日(日)、ブラジル、サンパウロのストリート・コースで行われた、インディカー第4戦サンパウロの決勝で、25番グリッドからスタートした佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)、は自己最高位を3位に更新し、初めて表彰台に上った。
これまでの最高位は、2011年ミッドオハイオ・スポーツカー・コースでの4位がだった。
◆佐藤琢磨
「チームの作戦がすばらしく、表彰台でシャンパンファイトを行うことができました。本当にうれしいです。今シーズンは開幕戦からトップグループを走り、スピードを見せることができていたと思います。しかし、トラブルやアクシデントという不運があって、望む結果を手にすることができていませんでした。それでも私たちのチームはあきらめずにチャレンジを続けてきました。それだからこそ、今日のようなリザルトをつかむことができたのだと思います。最後から2回目のリスタートは、チャンスだと感じていました。彼らのブレーキング開始が早かったので2つポジションアップができました。インディ500を前に、このようにいいレースを戦えたこと、そして、好結果を得られたことは、とても大きな意味があると思います」。
◆ロジャー・グリフィス(HPD テクニカル・ディレクター)
「佐藤琢磨の3位表彰台をうれしく思います。最後列の25番グリッドからの見事な追い上げでした。Rahal Letterman Lanigan Racingの作戦がすばらしかった上に、佐藤のドライビングもレースを通して見事なものでした。昨年のレースでトップを走り続けた時と同じように、今日の佐藤の戦いぶりも力強いものでした。ピットスピード違反というペナルティさえも跳ね返してしまうほどでしたね。Hondaエンジンのパフォーマンスも開幕からの3戦に比べて向上していました。私たちはチームとの協力体制を今まで以上に密接に保ち、勝利を目指して戦っていきます」。