小林可夢偉テスト後のコメント(初日)・・・「雨のリスクを避けた」
ムジェロ・テスト初日。激しい雨にたられて、思うようなプログラムを消化できなかった。3日間の合同テストの最初の2日間を担当する小林可夢偉に、初日の印象を訊いた。
—今日は、タイトだったと思う。他のチームがアップデイトをしてきたようだけれど。
可夢偉:結果について言うのは難しいね。ウェットコンディションで、ドライでは数周しか走れていないし。パフォーマンスランもできないない。DRSも使っていないし、ニュータイヤもね。前回の2月のテストに比べて結果がどうかを言うのは難しいけれど、ネガティブな要素は全然ないし、クルマはいい方向に行っていると思う。全体にポジティブ。明日、たくさん走れることを祈ってます(笑)。
—-マシンの状況は?
可夢偉:古いタイヤだったし、DRSがちょっと違うチャージの仕方をしたりしたけれど、フィーリングは悪くないし、悪くない方向だと思う。
—-今日の結果を踏まえて、3日間のテストの進み方は?
可夢偉:データを集めることが我々にとって重要ですね。まずは距離を稼いで、いろいろチェックして、システムがきちんと動くか確認して、昨日よりよくなるようにしていきます。
—-ここは初めてのトラックですか?
可夢偉:2回目です。特別なことはないですね。
—-このコースがハイスピードだと言う意見かありますが。
可夢偉:いや、F3で走ったけれど、コースではなくて、周囲が特別なんじゃないですか(笑)。走らなくてもここに随分来ているから。特別じゃないですね。
—-午後に満足に走れたのは?
可夢偉:10周いかないですね。
—-ウェットでの走行は? マレーシアでは雨のザウバーがよかったですが(笑)。
可夢偉:エアロのテストがほとんどできなかったので。雨はアブナイだけですよ(笑)。雨が止むのを待ったけれど、ますます強くなって、スペアパーツが何もないということで、リスクが高くなるので、走るをやめました。
(by Sabrina Beaudoin)