F1からブラジル人ドライバーがいなくなる?
交代説がささやかれるマッサ。
ブラジル人ドライバーもF1からいなくなるかもしれない。
現在、F1に参戦しているブラジル人ドライバーは、スクーデリア・フェラーリのフェリペ・マッサとブルーノ・セナの2名だが、2人とも別のドライバーと交代する可能性がうわさされている。
今年も苦しいシーズンを過ごしているマッサは、このまま挽回できない場合、昨年までサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのドライバーだったエイドリアン・スーティル、どうチームの現行ドライバー、ポール・ディ・レスタ、ニコ・フルケンベルグと交代させられるといううわさが流れている。
2009年、前年に負傷したマッサの代役を務めたルカ・バドエルは、第13戦のイタリアGPからジャンカルロ・フィジケラにシートを譲ることになったが、このときのフィジケラも、フォース・インディアからフェラーリへの移籍だった。
一方、スペインGPで優勝したチームメイトのパストール・マルドナドに2倍以上のポイント差をつけられたセナは、チームのリザーブ・ドライバーを務めるバルテリ・ボッタスと交代する可能性がささやかれている。
ボッタスは今年おこなわれた5戦中、開幕戦を除く4戦でセナの代わりに金曜フリー走行1を担当し、フリー走行は午前と午後で別のプログラムをおこなっているとはいえ、結果だけを見ると、4回とも同じマシンでフリー走行2を担当したセナよりも上位の成績を残している。
2人のブラジル人ドライバーが別のドライバーにシートを譲ることになった場合、今年はイタリア人ドライバーに続き、ブラジル人ドライバーもF1からいなくなることになる。