ハミルトン、お咎めなし
ヨーロッパGPの予選中、ターン21〜25の間でボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが不必要に減速したとして抗議を受けていたが、お咎めなしの裁定が下された。
レースの審判的役割を果たすスチュワードは、ドライバーとチーム代表から事情を聞き、提出されたビデオ、オーディオ、GPS情報、テレメトリー・データの状況から、ハミルトンにペナルティーを与えないことを決定した。
ペナルティーの対象とならなかった理由は、ハミルトンにラップの邪魔をされたと主張する、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのニコ・ロズベルグのセクタータイムがハミルトンよりも遅かったこと、両者のギャップが一番狭まったのが18mで、1.1秒のギャップがあったため、ハミルトンに落ち度はないと判断された。
【翻訳:STINGER】