ホワイティング、シューマッハの正当性について説明
DRSが開いていたかどうかよりも、区間中で減速したかどうかが重要とホワイティング。
FIA(国際自動車連盟)のレース・ディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのミハエル・シューマッハが、先週末のヨーロッパGP決勝での行為がペナルティーの対象にならない理由を説明した。
ヨーロッパGP決勝で3位表彰台を獲得したシューマッハは、イエローフラッグ区間でDRS(可変リヤウイング)を作動させていたため、4位に着けていたマーク・ウェバーが所属するレッドブル・レーシングからペナルティの対象として審議するように要請した。
レース後に審議した結果、ホワイティングはシューマッハがペナルティーの対象にはならないという結論にたどり着き、ドイツのアウトモートア・ウント・シュポルト誌に対して次のように説明した。
「イエローフラッグ中にDRSを操作してはいけないという規約はなく、重要なことは、区間中にドライバーが減速したかどうかだ。シューマッハは該当の周の前周よりも大きく減速していた」。