STINGER レーシングナビ 7月2日号
【 レース 】
◆[MotoGP] 第7戦オランダGP予選 ケーシー・ストーナーがポール・ポジション◆
6月29日(金)、オランダのアッセン・サーキットで、MotoGP第7戦、オランダGPの予選が開催された。
予選はセッション途中で雨が降り始め、全ライダーが一度はピットへ戻ることになった。
その後、残り5分の段階で路面が乾きだし、アタックを開始した。
このアタックでホンダのケーシー・ストーナーがトップタイムをマークし、今季3度目のポール・ポジションを獲得した。
さらに、僅差でダニ・ペドロサが2番手に入り、こちらも今季3度目のホンダの1-2体制が築かれた。また、3番手は現在ランキングトップのヤマハ、ホルヘ・ロレンソが獲得した。
ストーナーはフリー走行で転倒するなど、セッティングに苦戦していたが、予選では見事に性能を引き出してのトップタイムとなった。
ペドロサも僅差でストーナーにせまったものの、最後にコースアウトしてしまいタイムを伸ばすことが出来なかった。
第7戦 オランダ 予選リザルト
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
1 | 1 | ケーシー・ストーナー | ホンダ | +1:33.713 |
2 | 26 | ダニ・ペドロサ | ホンダ | +0.115 |
3 | 99 | ホルヘ・ロレンソ | ヤマハ | +0.288 |
10 | 46 | バレンティーノ・ロッシ | ドゥカティ | +1.344 |
出場ライダー:21人
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◆[MotoGP] 第7戦オランダGP ホンダが今季初の1-2フィニッシュを達成◆
6月30日(土)、MotoGP第7戦、オランダGPの決勝が開催された。
レースは序盤、ホンダのダニ・ペドロサが首位に立つ快走を見せ、これにケーシー・ストーナーらが続いた。
しばらくはレプソル・ホンダ・チームの2台のバトルとなったが、17周目にストーナーがペドロサをパス。首位を奪取した。
その後ペースをあげたストーナーは、徐々に2位ペドロサとの差を広げていき、5秒近い差をつけトップでフィニッシュした。
ペドロサも2位でフィニッシュし、ホンダが今季初となる1-2フィニッシュを達成した。3位はヤマハ、アンドレア・ドヴィツィオーゾが獲得した。
ストーナーは前日のフリー走行の時に転倒し、万全の体調ではなかったにも関わらず、見事な優勝となった。
次戦、第8戦はドイツ、ザクセンリンクで開催される。
第7戦 オランダ 決勝リザルト
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
1 | 1 | ケーシー・ストーナー | ホンダ | +41:19.855 |
2 | 26 | ダニ・ペドロサ | ホンダ | +4.965 |
3 | 4 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | ヤマハ | +11.994 |
10 | 46 | バレンティーノ・ロッシ | ドゥカティ | +1Laps |
出場ライダー:20人
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◆[スーパーバイク] 第8戦スペイン大会◆
スーパーバイク第8戦、スペイン大会決勝が決勝が7月1日(日)、スペインのモーターランド・アラゴンで開催された。
決勝は第1レースをアプリリアのマックス・ビアッジ。第2レースをBMWのマルコ・メランドリがそれぞれ優勝。青山博一は、第1レースを14位。第2レースを15位でフィニッシュした。
次戦、第9戦はチェコ、ブルノ・サーキットで開催される。
第8戦 スペイン大会 決勝リザルト
レース1
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | マックス・ビアッジ | アプリリア | +39:51.188 |
2 | マルコ・メランドリ | BMW | +0.278 |
3 | カルロス・チェカ | ドゥカティ | +9.462 |
14 | 青山博一 | ホンダ | +48.010 |
出場ライダー:23人
レース2
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | マルコ・メランドリ | BMW | +39:59.200 |
2 | ユージーン・ラバティ | アプリリア | +0.042 |
3 | チャス・デイビス | アプリリア | +0.446 |
15 | 青山博一 | ホンダ | +49.144 |
出場ライダー:22人
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◆[全日本ラリー選手権] 第4戦 インプレッサの柳澤宏至が今季初優勝◆
6月29日(金)から7月1日(日)にかけて、全日本ラリー選手権 第4戦が、北海道の洞爺湖町周辺で開催された。
総延長約378kmのラリーは、柳澤宏至 / 中原祥雅組のCUSCO ADVAN インプレッサが52分13秒2で優勝。今季初勝利を飾った。
次戦、第5戦は7月27日(金)から29日(日)にかけて、群馬県で「モントレー2012 in 渋川」が開催される。
第4戦 総合結果
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | 柳澤宏至 / 中原祥雅 | CUSCO ADVAN インプレッサ | 52分13秒2 |
2 | 勝田範彦 / 足立さやか | ラック名スバルSTI DLインプレッサ | +6秒 |
3 | 石田正史 / 草加浩平 | DL TEIN MARCHE ランサー | +29秒1 |
出場マシン:38台
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【 イベント 】
◆鈴鹿サーキット 50周年アニバーサリーデーの走行マシンやドライバーが発表◆
鈴鹿サーキットは9月1日(土)、2日(日)に開催する「鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデ―」に参加するライダー、ドライバー、デモ走行マシンなどを新たに発表した。
イベントにはフレディ・スペンサー、コーク・バリントン、グレーム・クロスビーの来場が決定、さらにデモ走行車両として、ポルシェ904GTS、ホンダRA272や、ロータス100T、マクラーレンMP4/4、さらにマツダ787Bの参加が決定した。
また「第2回 日本のモータースポーツを創って来た人達の集い」として開場50周年祝賀会の実施が決定。往年の名ドライバーだけではなく、エンジニアやオフィシャル、メディアなど様々な分野からモータースポーツの歴史を作り上げてきた人々が一堂に会するイベントとなっている。