ヤングドライバー・テスト、今年は2回に分裂へ
HRTは中国出身のチンホワを起用。
今年のヤングドライバー・テストは、イギリスとアブダビの2箇所でおこなわれることになりそうだ。
今週の12日(木)と13日(金)の2日間、イギリスGPの舞台となったシルバーストン・サーキットでおこなわれる同テストだが、現時点でピレリが発表済みの参加チームは、ウィリアムズ・F1・チーム、マルーシア・F1・チーム、HRT・フォーミュラ・ワン・チームの3チームのみのとなっている。残り9チームは、例年通りアブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットでおこなわれるテストに参加するもよう。
参加する3チームのうち、HRTのみが、HRT・ドライバー・デベロップ・プログラム出身のマ・チンホワ(24歳/中国出身)を起用することを発表した。
毎年、アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットでおこなわれるヤングドライバー・テストだが、今年はアブダビGPの次戦にアメリカGPが加わることもあり、アブダビGP後にテストをおおなう場合、F1チームは5週連続で働き続けなければならなくなる。そのため、今年はシルバーストン・サーキットが舞台になることになった。
結果的に例年通りヤス・マリーナ・サーキットでテストをおこなうチームが増えてしまったが、チーム側は、ピレリに対して公平なタイヤ供給を望んでいるため、シルバーストンでのテストには、新開発のタイヤを持ち込まない予定。