STINGER レーシングナビ 7月16日号
【 レース 】
◆[フォーミュラ･ニッポン] 第4戦予選 中嶋一貴がポール･ポジションを獲得◆
7月14日(土)、静岡県の富士スピードウェイで、フォーミュラ･ニッポン第4戦の公式予選が開催された。
予選はノックアウト方式で実施され、不安定な天候で小雨が降ることもあったがドライ･コンディションで行われた。しかし、予選Q3直前に雨が降り出し、その後は雨が強くなり、一転してウエット･コンディションとなった。
そんななか、トヨタの中嶋一貴がトップタイムとなる1分36秒694をマークしてポール･ポジションを獲得した。中嶋は比較的早い段階でアタックをスタートし、前半区間が比較的ドライ･コンディションのうちに全力でアタックを仕掛けてのトップタイム獲得となった。
その後はひどい雨のため、ほとんどのマシンがまともなアタックは出来ず、2番手に同じくトヨタの大嶋和也が獲得。3番手はホンダ勢トップとなる塚越広大が獲得した。
第4戦富士 予選リザルト
| 順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム |
| 1 | 2 | 中嶋一貴 | トヨタ | 1:36.694 |
| 2 | 7 | 大嶋和也 | トヨタ | 1:38.674 |
| 3 | 41 | 塚越広大 | ホンダ | 1:40.034 |
出場ドライバー:18人
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◆[フォーミュラ･ニッポン] 第4戦決勝 アンドレ･ロッテラーが優勝◆
7月15日(日)、富士スピードウェイでフォーミュラ･ニッポン第4戦の決勝が開催された。
決勝レースも前日の予選と同様に不安定な天候に見舞われ、各チームが天候に悩まされながらのレース展開となった。
レースは序盤、トヨタの大嶋和也が首位、中嶋一貴が2位を走行し、さらにアンドレ･ロッテラーがポジションを大きく上げて3位に浮上していた。
3台は終始激しいバトルを繰り広げたが、中盤にロッテラーがエンジントラブルで後退。大嶋と中嶋の一騎打ちになると思われた。
しかし、ロッテラーのエンジンが回復、ここからロッテラーは猛追を開始し、すぐに大嶋に並ぶとこれをパス。
最後は中嶋とチームメイト同士の激しいバトルとなり、ロッテラーは中嶋もパスして首位に立つとその後も快走を続けた。ロッテラーは途中ブレーキング･ミスでペースを乱すも、2位の中嶋を防ぎきり逆転優勝を飾った。
中嶋は惜しくも2位でフィニッシュし、3位は大嶋が獲得。この日はトヨタが表彰台を独占した。
次戦、第5戦は8月4日(土)、5日(日)にツインリンクもてぎで開催される。
第4戦富士 決勝リザルト
| 順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム/差 |
| 1 | 1 | アンドレ･ロッテラー | トヨタ | 1:28:45.190 |
| 2 | 2 | 中嶋一貴 | トヨタ | +1.090 |
| 3 | 7 | 大嶋和也 | トヨタ | +4.584 |
出場ドライバー:18人
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◆[MotoGP] 第9戦イタリア予選 ダニ･ペドロサがポール･ポジション◆
7月14日(土)、イタリアのムジェロ･サーキットでMotoGP第9戦、イタリアGPの予選が開催された。
予選はホンダのダニ･ペドロサが今季2度目のポール･ポジションを獲得した。今大会も新型シャシーで挑むことになったホンダは、テストやセットアップもかねて予選アタックを実施。
ペドロサはセットアップが順調に進み、ハイペースで走行を続け、サーキット･レコードを0.75秒更新する1分47秒284を記録した。
また、2番手を獲得したヤマハのホルヘ･ロレンソ、3番手ドゥカティのエクトル･バルベラともに僅差の予選となり、フロントローの3選手がいずれもコースレコードを更新する激戦となった。
第9戦イタリア 予選リザルト
| 順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
| 1 | 26 | ダニ･ペドロサ | ホンダ | 1:47.284 |
| 2 | 99 | ホルヘ･ロレンソ | ヤマハ | +0.139 |
| 3 | 8 | エクトル･バルベラ | ドゥカティ | +0.261 |
| 10 | 46 | バレンティーノ･ロッシ | ドゥカティ | +1.218 |
出場ライダー:20人
決勝情報はこちら
◆[MotoGP] 第9戦イタリア決勝 J･ロレンソが優勝。今季5勝目を達成◆
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◆ホンダ･レーシング ダニ･ペドロサ、マルク･マルケスと2年間の契約に合意◆
株式会社ホンダ･レーシング(HRC)は7月12日(木)、MotoGPクラスに参戦中のダニ･ペドロサと、Moto2クラスに参戦中のマルク･マルケスと、2013年、2014年シーズンの2年間MotoGPクラスでワークスチームのライダー契約に合意したと発表した。
ダニ･ペドロサは、2006年からMotoGPクラスに参戦を開始。初年度は年間ランキング5位でルーキー･オブ･ザイヤーを獲得、これまでに年間ランキング2位を2回、3位を2回達成している。
マルク･マルケスは、2011年からMoto2クラスに参戦し、同年ランキング2位を獲得した。今シーズンは、第8戦終了の時点でランキングトップに躍進している。
ホンダ MotoGPクラス ダニ･ペドロサおよびマルク･マルケスと2年間の契約合意
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【 サーキットからのお知らせ 】
◆鈴鹿サーキット･レーシングスクール･フォーミュラ 修了式を開催◆
鈴鹿サーキットが運営する鈴鹿サーキット･レーシングスクール･フォーミュラ(SRS-F)は、7月18日(水)に2012年度修了式を行う。
当日は修了式と同時にスカラシップ選考会の選抜走行を行い、スカラシップの4名を選出する。
