ザウバー、2014年からフェラーリ以外のエンジンの可能性あり?
「現時点ではどこのエンジンを使用するかわからない」とカルテンボーン(写真は2012年のフェラーリ・エンジン)。
2014年からエンジンの仕様が変わるが、ザウバー・F1・チームのモニシャ・カルテンボーンCEOは、現時点では、どこのエンジンを使用するかわからないと語った。
これは、ドイツの「モータースポーツ-トータル.com」が報じたもの。ザウバーは、BMW時代の前後はフェラーリ・エンジンを使い続けてきたが、2014年からエンジンの仕様が現行のV8からV6エンジンに変わるため、同チームは仕様の変更でエンジン料金が上昇することを懸念している。
カルテンボーンCEOは、今後のエンジン選択について、次のように語った。
「(フェラーリとの)長い歴史があるので、まずは現行のパートナーと話をします。ただ、現時点では彼らの方も状況がハッキリしているわけではないでしょうし、まだどうなるかはわかりません。これまで、財政的な部分が重要であることは説明してきましたし、エンジンに多くのコストをかけてきた時代には戻りたくはありません」。