STINGER レーシングナビ 8月20日号
【 レース 】
◆[SUPER GT] 第5戦予選 S Road REITO MOLA GT-Rがポール・ポジション◆
S Road REITO MOLA GT-R 前大会SUGOでの走り。
8月18日(土)、SUPER GT 第5戦「International Pokka 1000km」の予選が、鈴鹿サーキットで行われた。
ノックアウト方式で行われた予選は、予選Q1でPETRONAS TOM’S SC430、ロイック・デュバルがトップタイムを記録。続くQ2では、S Road REITO MOLA GT-Rの柳田真孝がトップタイムを記録し、最終セッションのQ3を迎えた。
激しいタイムアタックを勝ち抜いた7台によるQ3は、柳田から交代したロニー・クインタレッリがトップタイムの1分51秒554を記録した。この結果、S Road REITO MOLA GT-Rと、日産GT-Rにとって今季初のポール・ポジション獲得となった。
GT300クラスでは、triple a vantage GT3が全セッションでトップタイムを記録したが、予選後の車検で燃料タンク容量の違反が発覚。これによりタイムは無効とされ、MUGEN CR-Z GTの武藤英紀が繰り上がりポール・ポジションとなった。
第5戦 鈴鹿1000km 予選結果
GT500
順位 | マシン | ドライバー | タイム |
1 | S Road REITO MOLA GT-R | 柳田 / クインタレッリ | 1:51.554 |
2 | DENSO KOBELCO SC430 | 脇坂 / 石浦 | 1:51.875 |
3 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤 / 大嶋 | 1:51.951 |
出場マシン:14台
GT300
順位 | マシン | ドライバー | タイム |
1 | MUGEN CR-Z GT | 武藤 / 中嶋 | 2’02.130 |
2 | S Road NDDP GT-R | 関口 / 千代 / 佐々木 | 2’02.885 |
3 | GSR 初音ミク BMW | 谷口 / 片岡 | 2’02.987 |
出場マシン:24台
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◆[SUPER GT] 第5戦決勝 S Road REITO MOLA GT-Rが優勝◆
8月19日(日)、SUPER GT第5戦「International Pokka 1000km」の決勝が鈴鹿サーキットで開催された。
気温32度、路面温度50度と激しい暑さの中で行われたレースは、スタート直後からS Road REITO MOLA GT-R ロニー・クインタレッリが好スタートで飛び出し首位を走行。
これにDENSO KOBELCO SC430 石浦宏明、ENEOS SUSTINA SC430 伊藤大輔が続いた。
首位のS Road REITO MOLA GT-Rは後続を引き離す快走を見せていたが、GT300マシンと接触。ダメージを負ったマシンの修復のためピットインを余儀なくされてしまった。
ここでCALSONIC IMPUL GT-Rが首位に浮上し、ここから何度か首位のマシンが入れ替わる展開となったが、この間にもタイヤのバーストや接触により多くのマシンがリタイヤしていくなか、残ったマシンによる激戦は続いた。
レース中盤にはMOTUL AUTECH GT-Rが首位を走行していたが、81周目にスローパンクチャーに見舞われ緊急ピットインによりポジションダウン。さらに変わって首位に立ったKEIHIN HSV-010、塚越広大は93周目のホーム・ストレートで右リヤ・タイヤがバーストし、こちらも順位を落としてしまった。
さらに158周目には再びKEIHIN HSV-010が、右リヤ・タイヤのバーストにより大クラッシュ。セーフティーカー導入により、上位グループの差が縮まり再び激戦が繰り広げられた。
レース終盤は、ファステストラップを連発する快走を見せたS Road REITO MOLA GT-Rが上位グループを交わして再び首位に返り咲き、そのまま逃げ切り今季初優勝を飾った。
GT300クラスは違反により最後尾スタートとなったtriple a vantage GT3が、他車のアクシデントなどのチャンスを活かして順位を上げていき、最後尾からの大逆転優勝を達成した。
次戦、第6戦は富士スピードウェイで9月8日(土)、9日(日)に開催される。
第5戦 鈴鹿1000km 決勝結果
GT500
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | S Road REITO MOLA GT-R | 柳田 / クインタレッリ | 5:59’01.662 |
2 | KeePer Kraft SC430 | 国本 / カルダレッリ | +15.076 |
3 | D’station ADVAN GT-R | 安田 / ビルドハイム | +16.583 |
出場マシン:15台
GT300
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | triple a vantage GT3 | 吉本 / 星野 / 吉田 | 5:59’30.406 |
2 | S Road NDDP GT-R | 関口 / 千代 / 佐々木 | +53.633 |
3 | マネパ ランボルギーニ GT3 | 織戸 / 青木 | +1Lap |
出場マシン:25台
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◆[MotoGP] 第11戦インディアナポリス予選 D・ペドロサがポール・ポジション◆
8月18日(土)、MotoGP第11戦 インディアナポリスGPの予選がインディアナポリス・モータースピードウェイで開催された。予選はセッションを追うごとに路面グリップがあがり、それに伴ってタイムも向上する激しい予選となった。
この日の予選は、ホンダのダニ・ペドロサがポール・ポジションを獲得する快走を見せた。
ペドロサは決勝を想定したハード・タイヤでセットアップを進め、ハイペースでアタックを行い、トップタイムもハードタイヤで記録した。
これによりペドロサは今季3度目のポール・ポジション獲得を達成した。
続く2番手のタイムは僅差でヤマハのホルヘ・ロレンソが獲得し、さらに3番手もヤマハのアンドレア・ドヴィツィオーゾが獲得したため、トップのホンダをヤマハが追うことになった。
第11戦インディアナポリス 予選リザルト
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
1 | 26 | ダニ・ペドロサ | ホンダ | 1:38.813 |
2 | 99 | ホルヘ・ロレンソ | ヤマハ | +0.100 |
3 | 4 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | ヤマハ | +0.422 |
10 | 46 | バレンティーノ・ロッシ | ドゥカティ | +1.950 |
出場ライダー:23人
決勝情報はこちら
◆[MotoGP] 第11戦インディアナポリス決勝 D・ペドロサが圧倒的な速さで優勝◆
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【 イベント 】
◆鈴鹿サーキット アニバーサリーデーでステージイベントや記念カードを配布◆
9月1日(土)、2日(日)に開催される「鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデ―」において、豪華ゲストによるステージイベントが決定した。
イベントには2輪、4輪を問わずに往年の名ドライバーや現役ドライバーが集結し、当時のレースについてや、裏話などのスペシャルトークショーを開催。
さらにサイン会も実施され、当日には数多くのドライバーがファンとの交流を図る予定となっている。
また、アニバーサリーデー来場者を限定に記念カードの配布が決定。この記念カードは2013年から2062年までの50年間、1年に1度だけ鈴鹿サーキットに招待されるスペシャルカードとなっている。
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【 サーキットからのお知らせ 】
◆鈴鹿サーキット 鈴鹿サーキットクイーン 第35期生の募集をスタート◆
鈴鹿サーキットは、鈴鹿サーキットのフィールドを中心に活躍するイメージガール「鈴鹿サーキットクイーン」 第35期生の募集を8月18日(土)より開始した。
鈴鹿サーキットクイーンは、モータースポーツや各種イベントでのアシスタントとしての活動だけでなく、各地で開催されるレースやイベントのプロモーション活動など、多岐にわたって鈴サーキットのPRを行っている。