F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

2013年には段差が消える？

F1チームは、2013年のマシンに、ノーズの段差を隠すためのカバーを取り付けることに合意した。

ドライバーの安全を考慮した今シーズンのレギュレーションの変更により、モノコックの高さは昨年までと同じものの、ノーズの高さを下げなければならなくなった。その結果、12チーム中、ボーダフォン･マクラーレン･メルセデスとマルーシア･F1･チームを除く10チームのノーズに段差が設けられ、不恰好な見た目が不評を買っていた。

段差カバーのアイデアについて、段差の無いマシンを持つマクラーレンのテクニカル･ディレクター、パディ･ロウは次のように語った。

「段差カバーについてチーム側は合意した。空力アドバンテージが発生せず、前方からの衝撃に影響しないものになる。（レギュレーションに）このアイデアはまだ正式に採用されていないが、採用されない理由は見当たらない」。