小林可夢偉 金曜日・会見【シンガポールGP(金)】
「クルマがまるで決まらない。ド・オーバーの状態、モトから練り直しですね」
◆超オーバーステア、ノー・トラクション、いろいろやったけど・・・。
—-タイムを見ると、ちょっと前(上位)から離されてしまっていますが、今日はどんな感触でしたか?
可夢偉:アップデートという前に、クルマが全然、うまく、決まらなくて。まあ、ものすごい”ド・オーバー”(ステア)で(笑)。えー、けっこう(いろいろなトライを)やってたんですけど、それでも対応できないくらいのオーバー(ステア)で。どうしたもんか、というくらいでしたね。
—-それは、タイヤのオーバーヒートが主原因?
可夢偉:(タイヤの)オーバーヒートというか、最初から(クルマが)”ド・オーバー”なんですよ。セッティングも、リヤを一番柔らかくしても、まだ、”ド・オーバー”で。どうしようもないという状態でした。
—-ブレーキのスタビリティも悪いし、トラクションもないし?
可夢偉:全部、ないです。
—-困りましたね、それは!
可夢偉:困ったというか・・・。これ以上、何をするんかな、というところまで来てるんで。(今週は)予想以上に、きびしそうです。
—-午前中に、いろいろ、姿勢の変更なんかもやってましたけど、それ、関係ないですか?
可夢偉:全然、関係ないです。
—-そうすると、明日までに、いまから作戦の練り直しという感じですか?
可夢偉:そうですね。ほかに何ができるか、ということを考えながら。明日に向けて、何とかやりたいなと思ってますね。
—-そうなると、その分、タイヤも保ちが悪い?
可夢偉:まあ、・・・だと思います。
—-じゃあ、明日までに、解決策を見つけてください!
可夢偉:はい。頑張ります。
—-ありがとうございます。
【STINGER/Hiroaki Iemura】