小林可夢偉 会見【韓国GP(金)】(テレビ会見)
「バンピーなコースを、クルマがこなし切れていない。でも、リヤさえ安定させれば、クルマはもっと良くなるはず」
◆コースが三年間で、かなり経年変化したようだ
—-今日のクルマのデキなんですけど、いかがでしたか。
可夢偉:えー、あんまり、思ったよりは良くないんですけど。まあ、いつもの金曜日かな、と。まあ、地道に明日、いいクルマ(の状態を)見つけられるように。今日、しっかり、データを見たいなという感じですね。
—-このコースは(グランプリが開催されて)まだ三年目なんですけど、今日見ていて、”こんなにバンピーだったっけ”というのがありました。あと、風も強かった。そのへんの影響があるのかなと思ったんですけど。
可夢偉:けっこうバンピーだし。このコース、誰も使ってないはずなんですけどね(笑)、どうしたんだろうっていう・・・。
—-まあ、地盤が泥濘地なので、しょうがないかなという気もするんですが。
可夢偉:そうですね。まあ、年を取った(経年変化した)ということですね、コースが。
—-セットアップの方向性なんですけど、だいたい、こうすればいいだろうというのは、少しは見えているんですか。
可夢偉:えーと、まあちょっとこれから、データを見なけりゃいけないんですど。(現状では)あんまりリヤが安定してないんで、それだけアップすれば、ちょっとラクかなという気はします。
—-苦しいのは、そうするとバンピーなところでのブレーキングとか。
可夢偉:そうですね、ブレーキングとか。(あとは)姿勢ですね、速度を上げて(コーナーに)入って行ったときにも、リヤが安定しない。(大きな問題は)その二つですね。
—-ロングラン・テストでのタイヤについては。
可夢偉:スーパーソフトは、まあ、あんまり良くなかった。ソフトは、けっこう良かったので、何とか一周(のアタックで)予選で前(上位)に行けるクルマを作らないといけないなと思ってます。
—-われわれ(メディア)としては、この前の鈴鹿で、金曜日から土曜日での劇的な改変というか、セットアップの(いい方向への)変化を望みたいんですが。
可夢偉:そうですね。落ち着いて、まず、何ができるか、と。そんなに悪い状況ではないという気はするんですけど、どこまで行けるかはちょっとわかんないんで。まず、自分で、思い切って走れるクルマを作ることからだなという気がします。
—-はい、じゃあ明日、楽しみにしてます。
可夢偉:はい。
—-ありがとうございました。
【STINGER/Hiroaki Iemura】