小林可夢偉 予選後･会見【韓国GP(土)】1/2（テレビ会見）
「タイムアタックを、イエローフラッグで阻まれた。流れとしては、予選ではQ3まで行ける状態だったけど」
◆予選で、クルマのパフォーマンスが確認できて、一安心
—-鈴鹿では、イエローフラッグが出ても大丈夫だったんですけど、ここではちょっと･･･ということで。セクタースリーでしたか、非常に残念な予選になってしまいましたね。
可夢偉:そうですね。ここは壁が近いので、グアーッと行ってるところでコース上に何かがあると、ホンマに、そこでクラッシュしたら危ないということで。ちょっと、鈴鹿とは状況が違いました。鈴鹿の場合は、どこで（誰かが）止まってても、スプーンとか、まあ大丈夫だったんですけど、ここではさすがに･･･（笑）。
と言っても、コンマ5（0.5秒）しか落としてないから、大きいアレ（タイムロス）ではなかったんですけど。でも（Q2突破には）ちょっと十分じゃなかった。運が悪かったですね。
—-でも、”コンマ5″あれば、簡単に、グロジャン、ヒルケンブルク（らのタイム）には届くと思うんですけど。
可夢偉:余裕で、まあ、たぶんQ3には行ってたので、流れとしては悪くなかったんですけど。残念ながら、イエロー（フラッグの呈示）で、タイムを出せなかったので。”十三番”（13位グリッド）ですか、まあ、微妙なところになりました。
—-ただ、Q3に行っていたら、決勝でのタイヤは、たぶんオプション・スタートになってたと思います。逆に考えれば、プライムの方が、昨日のロングランでは良かったわけで。これで決勝では、プライムから第一スティントを始められるというのがあるんですが?
可夢偉:そうですね。ただ、逆には、予選ではどこまで行けるかというのを楽しみにしてたんで。それで、Q3に十分入れるパフォーマンスがあったということで、まずは一安心してます。
実際、マッサも、前回（予選で）11位だったのが（決勝では）2位に来てるんで、（ここでの）”十三番”はあまり関係ないと思うんで。落ち着いて、明日は闘いたいなと思います。
—-クルマのフィーリングとしてはいいんですか。タイムを見ても、セクターワンでも速くなりましたし。
可夢偉:そうですね、（セクター）3（スリー）でも大丈夫だと思います。まあ、あまり心配してないので。
—-明日の作戦は、もう、頭の中では浮かんでいる？
可夢偉:そうですね。あの･･･、十分、考えてるけど（ここでは）言わないです（笑）。
—-ただ、予選でのセクタースリーにしても、もしイエローが出なかったら?
可夢偉:まあ、もしかしたら「7秒台」に入る感じではあったんで。金曜日（での状態）から見ると、（今日は）すごくいい流れではありました。ですから、タイムが出せなかったということでは残念です。
—-じゃあ、明日は、上位グループとはたぶん作戦が違うと思いますけど、いいレースをして、ポイントを取ってください。
可夢偉:はい。
—-ありがとうございました。
【STINGER/Hiroaki Iemura】
