カルテンボーン、「可夢偉をチームに残すか決める材料はそろってる」
26日(金)、インドでおこなわれたFIA(国際自動車連盟)の金曜記者会見に出席したザウバー・F1・チームのモニシャ・カルテンボーン代表は、小林可夢偉がチームに残るだけの材料はそろっていると語った。
可夢偉の去就について質問されたカルテンボーン代表は、次のようにコメントした。
Q.可夢偉は昨日、日本で新しいスポンサーを獲得するための活動を積極的に進めていると言っていましたが。可夢偉が残留する可能性に、金銭的な状況はどの程度影響するのでしょう?
モニシャ・カルテンボーン(以下、カルテンボーン):可夢偉については、最初からドライバーとしての強みと資質を理解していると言ってきたし、金銭的な面が影響を及ぼすことはあり得ないわ。ふり返ると、可夢偉と最初に契約したときも、スポンサーなどまったくなく、その決定をずいぶん批判されたものだったの。今もドライバーの人選に関しては、あの当時となにも変ってないわ。
Q.それなのにスポンサーを探しているとなると、可夢偉はザウバーを離れようとしているのでしょうか?
カルテンボーン:わからないわ。それは彼に訊いてもらわないと。そんな話はしてないし、彼のことを見たり聞いたりしてよく理解してるから、チームに残すかどうかを決めるだけの材料はそろってるわ。