STINGER レーシングナビ 10月29日号
【 レース 】
◆[WEC]最終戦上海 トヨタが上海で勝利し2連勝。佐藤琢磨は14位で完走◆
トヨタTS030HYBRID 全大会の富士での走り。
10月28日(日)、世界耐久選手権(WEC)最終戦、上海6時間レースが中国の上海で行われた。
全大会の富士スピードウェイでのレースで強さを見せたトヨタは、今大会でも速さを見せた。
予選でポール・ポジションを獲得し、トップからスタートしたアレックス・ブルツとニコラス・ラピエールは、終始レースを快走。
最終的に2位に1分近い差をつけてトップでチェッカーを受け、今シーズンのWECを勝利で締めくくった。また、今大会にもOAKレーシングから参戦した佐藤琢磨は、14位でフィニッシュした。
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◆[SUPER GT] 第8戦予選 ZENT CERUMO SC430がポール・ポジション◆
10月27日(土)、ツインリンクもてぎで、SUPER GT最終戦となる第8戦、「MOTEGI GT 250km RACE」の公式予選が行われた。
ノックアウト方式で行われた予選は、ZENT CERUMO SC430、立川祐路 / 平手晃平がトップタイムの1分40秒982を記録してポール・ポジションを獲得した。
続く2番手もレクサスSC430のENEOS SUSTINA SC430、伊藤大輔 / 大嶋和也が獲得し、レクサス勢がトップに立った。
3番手にはMOTUL AUTECH GT-R、本山哲 / ミハエル・クルムが食い込み、決勝に臨むこととなった。
GT300クラスは、HANKOOK PORSCHE、影山正美 / 藤井誠暢がポール・ポジションを獲得した。
第8戦予選結果
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム |
1 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 / 平手 | 1:40.982 |
2 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤 / 大嶋 | 1:41.045 |
3 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 / クルム | 1:41.735 |
出場マシン:15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム |
1 | HANKOOK PORSCHE | 影山 / 藤井 | 1:48.873 |
2 | ENDLESS TAISAN 911 | 峰尾 / 横溝 | 1:49.090 |
3 | JLOC ランボルギーニ GT3 | 山西 / 山内 | 1’53.163 |
出場マシン:22台
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◆[SUPER GT] 第8戦決勝 ZENT CERUMO SC430が優勝を飾る◆
10月28日(日)、SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが行われた。
あいにくの雨に見舞われた最終戦の決勝レースは、スタート前には雨は小康状態になったが、路面はウエット・コンディションとなった。
そんな中、予選と同じくZENT CERUMO SC430が立川祐路 / 平手晃平が決勝でも快走をみせ、見事最終戦で優勝を飾った。2位はS Road REITO MOLA GT-Rの柳田真孝 / ロニー・クインタレッリが入賞、3位はEPSON HSV-010、道上龍 / 中山友貴となった。
また、GT300クラスはENDLESS TAISAN 911、峰尾恭輔 / 横溝直輝が優勝を飾った。
今大会で今シーズンのSUPER GTは全戦を終了し、11月16日(金)から18日(日)に開催されるJAFグランプリで特別戦が行われる。
第8戦決勝結果
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 / 平手 | 1:44:17.513 |
2 | S Road REITO MOLA GT-R | 柳田 / クインタレッリ | +0.138 |
3 | EPSON HSV-010 | 道上 / 中山 | +10.450 |
出場マシン:15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | ENDLESS TAISAN 911 | 峰尾 / 横溝 | 1:45:11.563 |
2 | JLOC ランボルギーニ GT3 | 山西 / 山内 | +0.735 |
3 | マネパ ランボルギーニ GT3 | 織戸 / 青木 | +18.549 |
出場マシン:23台
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◆[MotoGP] 第17戦予選 ストーナーが5年連続ポール・ポジション◆
MotoGP第17戦、オーストラリアGPの予選が10月27日(土)、オーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで開催された。
予選はホーム・グランプリとなるホンダ、ケーシー・ストーナーが5年連続となるポール・ポジションを獲得。タイムは1分29秒623を記録した。
2番手はヤマハのホルヘ・ロレンソが獲得し、3位にはホンダのダニ・ペドロサが獲得した。
第17戦 オーストラリアGP予選
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
1 | 1 | ケーシー・ストーナー | ホンダ | 1:29.623 |
2 | 99 | ホルヘ・ロレンソ | ヤマハ | +0.517 |
3 | 26 | ダニ・ペドロサ | ホンダ | +0.952 |
8 | 46 | バレンティーノ・ロッシ | ドゥカティ | +2.038 |
出場ライダー:20人
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◆[MotoGP] 第17戦決勝 ストーナーが6年連続の優勝◆
10月28日(日)、MotoGP第17戦、オーストラリアGPの決勝が開催された。
レースはポール・ポジション・スタートのケーシー・ストーナーがホームコースで快走を見せた。
序盤はダニ・ペドロサにパスされ2位となったが、首位のペドロサが転倒、リタイアとなり、ストーナーが首位に立つと順調にレースを展開した。
最終的に2位のホルヘ・ロレンソに9秒差をつけて優勝。これによりストーナーはオーストラリア6連覇を達成した。
また、2位のロレンソは、今回の結果でチャンピオンを確定。3位はヤマハのカル・クラッチローとなった。
次戦、最終戦となる第18戦バレンシアGPは、11月9日(金)から11日(日)にかけて、バレンシア・サーキットで開催される。
第17戦 オーストラリアGP決勝
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
1 | 26 | ケーシー・ストーナー | ホンダ | 41:01.324 |
2 | 99 | ホルヘ・ロレンソ | ヤマハ | +9.223 |
3 | 35 | カル・クラッチロー | ヤマハ | +14.570 |
7 | 46 | バレンティーノ・ロッシ | ドゥカティ | +37.113 |
出場ライダー:19人
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【 イベント 】
◆富士スピードウェイ WECで東日本大震災チャリティオークションを開催◆
富士スピードウェイは、10月12日(金)から14日(日)に開催した「WEC 第7戦”6 Hours of Fuji”」で東日本大震災復興支援チャリティ・オークションを行った。
オークションでは参戦ドライバーのサイン入りグローブ、レーシング・シューズのほか、タイヤやリアバンパーなどの多数の品物が提供された。
オークションは盛況のうちに終了し、募金総額は595,843円となり、義捐金として被災した児童の自立支援プロジェクト「サポートアワーキッズプロジェクト」に送られる。
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◆佐藤琢磨 フォーミュラ・ニッポンで3つのイベントに登場◆
11月3日(土)、4日(日)に鈴鹿サーキットで開催されるフォーミュラ・ニッポン最終戦で、6年ぶりに佐藤琢磨が参戦する。
レース当日はファンが交流できる3つのイベントを実施し、イベントには佐藤琢磨自身が参加する。
3日には「佐藤琢磨トークショー」を開催し、同日の夜には鈴鹿サーキットS-PLAZAにあるエンターテイメントグリル&バー「SHUN」に佐藤琢磨監修のメニューが登場。また、佐藤自身も来店し、記念撮影やサインイベントなどが予定されている。
さらに、3日、4日の両日には子供、家族での来場者を優先に、江崎グリコのスナック菓子「プリッツ」の佐藤琢磨限定パッケージの「琢磨プリッツ」を先着でプレゼントする。