可夢偉、2013年のシートを断念し、2014年のシート獲得を目指す

2014年のトップチームのシートを目指す。
ロータス・F1・チームの残りのシートをロメイン・グロジャンが獲得したことを受け、小林可夢偉は2013年のF1シート獲得を断念したことを、自身の公式ホームページで発表した。
上記の発表の中で、2013年の活動は、F1以外のカテゴリーを考えていないと語る可夢偉は、現在可能なオプションの中で、2014年にトップチームのシートを獲得することを目指すと語った。
また、シートを獲得するために募り、18日(火)までに総額184,655,120円を集めた募金、「KAMUI SUPPORT」も受付を終了し、寄付金は2014年のシート獲得のために資金に充てられる。
以下、可夢偉の公式ホームページからのメッセージ全文を引用。
小林可夢偉からファンのみなさまへ
小林可夢偉です。
いつも温かいご応援をいただき本当にありがとうございます。
「KAMUI SUPPORT」への皆様からのご協力ほんとうにありがとうございました。おかげさまで皆様の熱意がきっかけとなり、この数週間の間に日本企業数社様からのご支援を頂いていました。なんとか当初の目標に近い800万ユーロ強の予算はありましたが、残念ながら僕が求めていた、戦えるチームでの2013年のレースシート獲得は不可能という状況になりました。
この結果に僕自身非常に悔しいですが、なによりも「KAMUI SUPPORT」に寄付してくださった皆様、ならびに支援を申し出て下さっていた企業様のご期待に応えることができず、本当に申し訳なく思っております。
2013年度の僕の活動については、F1以外のカテゴリーは考えていません。現在あるオプションのなかで、2014年にF1のトップチームのレースシートを獲得できるベストな道を選択したいと思っています。その際にはあらためて発表させていただきますのでそれまでお待ち頂けたらと思います。
また、この度のご報告を持って一度「KAMUI SUPPORT」の受付を終了させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました。皆様からの寄付金は、そのまま大切にお預かりして2014年度のF1レースシートを獲得するための資金とさせていただきます。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
2012年12月18日
小林可夢偉




