STINGER レーシングナビ 1月17日号
【 レース 】
◆トヨタ、2013年WEC参戦計画発表と車両テストをポール・リカールで実施◆
昨年10月の富士6時間レースでのTS030。
トヨタは1月15日(火)、2013年の世界耐久選手権(WEC)への参戦について発表した。
昨年に続き、2013年もWECに参戦すべく、トヨタは2月下旬にフランス、ポール・リカール・サーキットでWEC参戦計画発表と、今年度仕様の車両テストを行う。
予定では2月19日(火)に参戦計画を発表し、20日(水)に車両のテスト走行を行う。テストにはアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴が参加予定となっている。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆ホンダ、TEAM HRC ダカール・ラリー第9、第10ステージ◆
1月14日(月)、前日にトゥクマンでの休息日をはさみ、ダカール・ラリーの第9ステージが行われた。
リエゾン(移動区間)259km、スペシャル・ステージ(競技区間)593kmの最長のスペシャル・ステージとなった今回は、TEAM HRCのエルダー・ロドリゲスがステージ5位、総合7位でフィニッシュした。
さらにこれにジョニー・キャンベルも続くが、ステージ後半にコースアウトし転倒。フロントブレーキレバーにダメージを追い、交換のためにタイムロス。ステージ22位、総合57位となった。
そしてハビエル・ピゾリトはリスクの少ないルートを選択、堅実な走りでステージ24位、総合12位を獲得した。
15日(火)に行われた第10ステージは、コルドバをスタートしてラ・リオハへ向かうリエゾン279km、スペシャル・ステージ357kmのルートで行われた。
気温が50℃に達する暑さとの闘いもあった今回は、ロドリゲスが力強い走りでステージ9位でフィニッシュし、総合6位に浮上した。
また、ピゾリトはステージ14位、総合11位でフィニッシュ。しかし、キャンベルは前日の転倒で再び肋骨を痛め、さらに滑りやすい路面の渡河セクションで再び転倒。痛みに耐えながらもステージ21位、総合51位と健闘を見せた。