STINGER モーターナビ 2月21日号
【 新車 】
◆フォード、マスタングの特別仕様車「V8 GT Performance Package」を発売◆

フォード・ジャパン・リミテッドは、マスタングの特別仕様車「マスタング V8 GT Performance Package」を、限定40台で3月16日(土)に発売する。
今回の特別仕様車は、V8 GTクーペをベースに数々の専用装備を採用。トランスミッションはファイナルギアレシオ(最終減速比)をよりローギアード化し、加速性を向上させた専用の6速MTと、6速AT(セレクトシフト付)搭載モデルも設定される。
フロントブレーキはブレンボ製を採用し、タイヤは専用の19インチタイヤと専用アルミホイールを装備。サスペンションも専用チューニングしたものを装備し、ブレーキ性能とハンドリング性能が強化された。
さらにESC(横滑り防止装置)のプログラムをよりスポーティな走行に対応した内容に変更し、インテリアはレカロ製のスポーツレザーシートが装備されている。
またボディカラーには専用のGHIグリーンをMTミッション搭載モデルに設定した。
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【 企業情報 】
◆フェラーリ、世界でもっともパワーのあるブランドに認定◆
フェラーリは2月18日(月)、ブランド価値評価機関であるブランド・ファイナンスの年報により、世界でもっともパワーのあるブランドに認定されたと発表した。
フェラーリは、世界でも有名な企業500社から選出された、2013年もっともパワーのあるブランド5社の中で、グーグルやコカコーラなどを抑えて首位を獲得した。
今回の決定は、利益面だけでなく、ブランドの好感度やロイヤリティといった質的な要素も考慮して評価された。
■ルカ・ディ・モンテゼモロ
「どのようなことであっても、首位になるのは非常に喜ばしいことです。それが世界でもっとも有名な企業を相手にしてのことであれば、なおさらです」。
「今回の結果は、非常に厳しい経済状況下にあっても、イタリアが世界に卓越したビジネスを提供できることを示しています。これは、製品の優秀性が評価されたものです。しかし、その製品を造り上げているのは、同じく優秀な男性、女性従業員なのです。このような結果をもたらしてくれた彼らに感謝します」。
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◆フェラーリ、2012年は史上最高の業績を達成◆
フェラーリは2月19日(火)、2012年の業績を発表し、史上最高の業績を記録したと発表した。
売上高は24億3,300万ユーロとなり、正規ディーラーでの新車販売台数は7,318台だった。
営業利益は3億5,000万ユーロ、純利益は2億4,400万ユーロを達成し、事業活動による純現金は10億ユーロ以上となった。
世界的には、米国、ドイツ、イギリス、中国で記録的な売り上げを記録し、さらに日本でも前年比14,4%増の記録を達成した。
ブランド関連ビジネスでの営業利益も前年比40%増を記録し、2008年の業績を塗り替える最高の営業利益を記録した。
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◆ホンダ、スチールとアルミを結合する技術を新開発し、世界で初めて適用◆
ホンダは2月18日(月)、スチールとアルミを結合する技術を新たに開発し、従来スチール製だったドアのアウターパネル部分にアルミを採用。この技術を米国で3月に発売する新型アキュラ「RLX」に世界で初めて採用し、順次拡大を目指すと発表した。
スチールとアルミを異種金属を結合するには、さび(電食)防止や膨張率の違いによる熱変形を防止する技術を同時に確立する必要があり、今回ホンダは3つの技術を新開発し、ドアパネルの一部にアルミの採用を可能にした。
これにより、従来のドアパネルに対し約17%の軽量化を達成し、燃費や動力性能の向上と操縦安定性の向上にも貢献した。
スチールとアルミを結合する技術を新開発し、世界で初めて量産車のドアパネルに適用
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【 イベント 】
◆富士スピードウェイ、レーシングカーレンタルシステム「86 RACER’S」を開始◆
富士スピードウェイは、トヨタ86のレーシングカー(JAF N1規定ベース 富士チャンピオンレース仕様車)がレンタルできるシステム「86 RACER’S」を3月2日(土)からFISCOライセンス会員を対象に開始する。
このシステムは富士スピードウェイで、レーシング・コースを走行可能な状態にセッティング、メンテナンスし、競技用の安全装置も装備したレース車両でスポーツ走行に参加できるものとなっている。
レンタル料金には消耗品(ガソリン、タイヤなど)が含まれるほか、走行当日には専属のメカニックが常駐してのメンテナンスや、走行前後にプロドライバーによるドライビング・アドバイスも予定される。
レンタル車両はSUPER GT参戦中の竹内浩典によってセッティングされ、様々なカテゴリーのレース車両を手掛けるレーシングチーム「シフト」によって製作、常時メンテナンスされる。
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◆富士スピードウェイ、「2013 全日本外車大祭」を開催◆
富士スピードウェイは3月10日(日)に、スーパーカーと外国車の祭典「2013 全日本外車大祭」を開催する。
このイベントは、全国の外国車オーナーが一同に集まるという目的で実施されるもので、スーパーカーをはじめ、外国車を所有するオーナーやディーラー、ショップなどの交流の場として行われる初のイベントとなる。
イベントではパレードランをはじめ、参加者所有の車両同士でエンジン音を競うブリッピング選手権を行う。当日14時から15時までイベント会場内に駐車した車両であれば、エンジン音を思う存分に吹かすことができる。
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◆富士スピードウェイ「FSWファーストインプレッション」を開催◆
富士スピードウェイは、3月25日(月)にFISCOライセンス講習プログラム、「FSWファーストインプレッション」(4輪車限定)を開催する。
イベントは主にビギナー向けのフリー走行付き講習会で、レーシング・コースで行う。サーキット走行の基本ルールを学ぶ座学講習や緊急時の対処法に関する安全講習に加え、フリー走行では各種旗信号を用いてスポーツ走行時にコース内で想定されるトラブルや走行指示をシミュレーションする。
また、フリー走行は、混走ツーリングクラスで行うため、ミニバンやSUVオーナーも参加可能となっている。




