フェッテル、チームの指示を無視したことを反省
「マークとチームに謝る」とフェッテル。
インフィニティ・レッドブル・レーシングのセバスチャン・フェッテルは、24日(日)におこなわれたマレーシアGP決勝でチームの指示を無視し、チームメイトのマーク・ウェバーと優勝争いを演じたことが自分のミスであることをチームの発行したリリースの中で認めた。
◆セバスチャン・フェッテル
「今日は失敗したよ。何でああしたのか、いい訳が見つかればいいんだけど、見つからないよ。僕がしたことに対して、マークの苛立ってること、チームの機嫌がよくないことは理解できるよ。彼とチームにはあとで説明しないとね。僕らは、ああいう状況になったときにどうするべきか何度も話して来たし、普段はあんなことにはならないんだ。彼らの指示に従うべきだったけど、今日は、僕はそれを無視してしまった。マークと僕は近い位置にいたとき、お互いバトルしてたけど、そのときのタイヤの状況と、それがあとどれくらい持つのかわからなくて、2位に留まれっていう指示を無視するのはものすごいリスキーだったんだ。タイヤがダメになってたら、8位か9位フィニッシュに終わってたかも知れない。チームの決定よりも自分を優先したんだ。悪気はなかったけど、謝るよ。勝っても嬉しくなかったし、僕はミスをした。やり直せるならそうしたいよ。今すぐは簡単な状況じゃないけど、マークとチームに謝るよ」。
【Photo by Getty Images / 翻訳:STINGER】