レッドブル「来年のことを話すのは時期尚早」
ウェバーの離脱について「単なる憶測に過ぎない」とレッドブル。
インフィニティ・レッドブル・レーシングは、マーク・ウェバーが今年限りでチームを離脱するという憶測を否定した。
24日(日)におこなわれたマレーシアGP決勝で、レッドブルのセバスチャン・フェッテルはチームの指示を無視し、チームメイトのウェバーに不必要なバトルを仕掛けたため、これが原因でウェバーがチームを去ることになると、一部のメディアで報じられた。
この憶測に対して、チームはイギリスでF1を放送するBBCに対して、「今シーズンはまだ2レースしただけで、2014年について話すのは時期尚早だ。マークが2014年にチームで走らないというのは、単なる憶測に過ぎない」と語り、反論した。
また、シーズン最初のポディウム、それも1-2フィニッシュを飾ったにもかかわらず、表彰式に立ち会ったのは、チーム代表のクリスチャン・ホーナーではなく、チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイだったことについて、ウェバーのマネージャーで、元ルノー(現ロータス・F1・チーム)代表のフラビオ・ブリアトーレは、ホーナーのチーム内での立場が強くないのではないかと語ったことについては、次のように語った。
「チーム代表がシーズン初勝利にポディウムのすぐそばで表彰式に立ち会わなければならないというのは1人の意見に過ぎない。クリスチャンは必ずしも最初の表彰式に立ち会ってきたわけではなく、開幕戦を制したロータスも、ポディウムまで行ったのは代表ではなかった。(ブリアトーレの)憶測は正しいものではない。弱い代表であれば、3年連続でタイトルを獲得したチームを管理することはできない」。
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