予選トップ3は全員、元マクラーレン・ドライバー!
中国GP予選は、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が見事ポール・ポジションを獲得。続いて、2位キミ・ライコネン(ロータス)、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)となった。この3人、実は全員マクラーレンに在籍した経験のあるドライバーだ。写真とともに、彼らのマクラーレン時代を振り返る。
ルイス・ハミルトン(2007〜2012)
デビュー・イヤーである2007年〜昨年の2012年まで在籍。2008年には、チャンピオンも獲得している。そして2013年、F1キャリアの中で始めての移籍をし、メルセデスAMGのドライバーに。
キミ・ライコネン(2002〜2006)
2001年にザウバーよりF1デビューし、翌年の2002年〜2006年まで在籍。マクラーレン時代にはチャンピオン獲得はならなかったものの、数々の素晴らしい走りを見せた。2005年の日本GPでの、予選17番手スタートからの優勝は、今でも印象強く記憶に残っている。
フェルナンド・アロンソ(2007)
アロンソに関しては、「そういえば!」と思う人も多いかもしれないが、彼もまた、マクラーレンのドライバーとしてF1を戦っていた。2005、2006と、ルノー(現ロータス)でチャンピオンを獲得し、2007年にマクラーレンに移籍。元々3年契約であったが、その年、マクラーレンにフェラーリ・スパイ疑惑が発覚。その一件もあり、当時のチーム代表であるロン・デニスと対立し、残った2年間の契約をキャンセルして2008年には古巣であるルノーに移籍した。1年のみの在籍となったが、モナコGP含め4勝を飾るなど、活躍した。
アロンソとライコネン。(2005)
ライコネンとハミルトン。(2012)
ハミルトン、アロンソ、ライコネン。(2007)
2007年のアロンソとハミルトン。チーム内の確執もあった2007年は、アロンソにとってはあまり嬉しくない年だったかもしれないが、第2戦のマレーシアGPレース直後には、こんなふうにお互いをたたえあうシーンもみられた。
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Photo by Jiri Krenek[ジリ・クラネク] (from Praha / active pictures)