STINGER レーシングナビ 4月15日号
【 レース 】
◆[WEC] 第1戦シルバーストン、アウディが1-2フィニッシュ◆
4月14日(日)、イギリスのシルバーストン・サーキットで世界耐久選手権の開幕戦、シルバーストン6時間耐久レースが開催された。
レースはアウディとトヨタが激しいバトルを繰り広げたが、アウディの2号車、ベテランのトム・クリステンセンとアラン・マクニッシュが逃げ切り優勝を飾った。
さらに2位もアウディの1号車、アンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、マルセル・ファスラーが獲得し、アウディが1-2フィニッシュで開幕戦を制した。
3位はトヨタTS030ハイブリッドの8号車、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンが獲得した。
次戦、第2戦は5月4日(日)、ベルギーのスパ・フランコルシャンで6時間耐久レースが開催される。
第1戦 シルバーストン 決勝リザルト
順位 | ドライバー | チーム / エンジン | 周回 |
1 | クリステンセン / マクニッシュ | チームヨースト / アウディ | 197 |
2 | ロッテラー / トレルイエ / ファスラー | チームヨースト / アウディ | 197 |
3 | デビッドソン / サラザン / ブエミ | トヨタ・レーシング / トヨタ | 196 |
4 | ブルツ / ラピエール | トヨタ・レーシング / トヨタ | 196 |
5 | ハイドフェルド / プロスト / ヤニ | レベリオン / トヨタ | 193 |
7 | ピッツォニア / グリーブス / ウォーカー | ADRデルタ / 日産 | 184 |
14 | セナ / ターナー / ミュッケ | AMR / アストンマーチン | 171 |
15 | 小林可夢偉 / ヴィランダー | AFコルセ / フェラーリ | 170 |
16 | ラミー / マコウィッキ / ダラ・ラナ | AMR / アストンマーチン | 170 |
18 | フィジケラ / ブルーニ | AFコルセ / フェラーリ | 170 |
31 | リウッツィ / ウィーダ / ブシュー | ロータス / ロータス | 44 |
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◆[スーパーフォーミュラ] 第1戦 鈴鹿予選、伊沢拓也がポール・ポジション◆
4月13日(土)、鈴鹿サーキットで全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ開幕戦の公式予選が開催された。
昨年までのフォーミュラ・ニッポンからスーパーフォーミュラへと名称変更された同シリーズだが、開幕戦の予選はホンダの伊沢拓也が1分38秒217でポール・ポジションを獲得した。
続いて2番手に小暮卓史が入り、ホンダが1-2体制で決勝へと臨むことになった。また、3番手はトヨタのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが獲得した。
第1戦鈴鹿 予選リザルト
順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム |
1 | 40 | 伊沢拓也 | ホンダ | 1:38.217 |
2 | 32 | 小暮卓史 | ホンダ | 1:38.333 |
3 | 19 | J.P.デ・オリベイラ | トヨタ | 1:38.546 |
出場ドライバー:19人
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◆[スーパーフォーミュラ] 第1戦 鈴鹿決勝、伊沢拓也が開幕戦を制覇◆
4月14日(日)、鈴鹿サーキットで全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ開幕戦、決勝レースが開催された。
レースはポール・ポジション・スタートの伊沢拓也が快走し、これに小暮卓史が続く展開が続いた。
途中で小暮がトップに立ち、中盤以降はトップの小暮を伊沢が追走。しかし、小暮に電気系のトラブルが発生し、ここで伊沢が一気に差を詰めることになった。
伊沢は小暮をパスするとそのままトップでフィニッシュし、開幕戦を制した。
小暮はトラブルを抱えながらも必死に2位を死守しようとしたが、ゴール直前に後方からトヨタの松田次生が迫った。田は小暮をパスし、そのまま2位でフィニッシュ。惜しくも小暮は3位となった。
次戦、第2戦は6月1日から2日にかけて、大分県のオートポリスで開催される。
第1戦鈴鹿 決勝リザルト
順位 | No. | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | 40 | 伊沢拓也 | ホンダ | 1:28:09.169 |
2 | 20 | 松田次生 | トヨタ | +2.345 |
3 | 32 | 小暮卓史 | ホンダ | +2.686 |
出場ドライバー:19人
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◆[WRC] 第4戦 ラリー・ポルトガル◆
4月11日(木)から14日(日)にかけてWRC第4戦、ラリー・ポルトガルが開催された。
ラリーはフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ / ジュリアン・イングラシアが優勝。
2位はシトロエンのミッコ・ヒルボネン / ヤルモ・レーティネンが獲得、3位はフォルクスワーゲンのヤリ・マティ・ラトバラ / ミイカ・アンティラとなった。
次戦、第5戦は5月1日(木)から4日(日)にかけて、南米のアルゼンチンで開催される。
第4戦 ラリー・ポルトガル リザルト
順位 | ドライバー | マシン | タイム |
1 | S・オジェ / J・イングラシア | VW ポロR | 4:07:38.7 |
2 | M・ヒルボネン / J・レーティネン | シトロエンDS3 | 4:08:36.9 |
3 | J・M・ラトバラ / M・アンティラ | VW ポロR | 4:11:43.2 |
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◆[全日本ラリー選手権] 第1戦 勝田範彦が優勝、唐津8連覇を達成◆
4月12日(金)から14日(日)にかけて、全日本ラリー選手権第1戦「ツール・ド・九州2013 in 唐津」が佐賀県、唐津市で開催された。
19区間のSS、約68kmを含む総延長約314kmで開催されたラリーは勝田範彦 / 足立さやか組が優勝。田は今回の優勝で唐津8連覇を達成した。
第1戦 総合結果
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
1 | 勝田範彦 / 足立さやか | ラック名スバルSTI DL WRX STI | 55分35秒9 |
2 | 奴田原文雄 / 佐藤忠宜 | ADVAN-PIAAランサー | +10秒2 |
3 | 柳澤宏至 / 中原祥雅 | CUSCO ADVAN WRX-STI | +46秒2 |
出場マシン:37台
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◆SUPER GT開幕戦、伊藤大輔ショートリポート◆
4月6日(土)、7日(日)に岡山国際サーキットで開催されたSUPER GT開幕戦に伊藤大輔が参戦した。
チームルマンを離れ、今年からTOM’Sで戦うことになった伊藤。予選10番手からスタートした決勝はパートナーのアンドレア・カルダレッリが快走し、8位に浮上した。
35周目交代した伊藤は順調に周回を重ねたが、ピット作業手順の違反でドライブスルー・ペナルティの裁定が下った。
コースに復帰した伊藤はハイペースで追い上げを開始し、9位に浮上した。
しかし、残り4周でガス欠のアラームが点等、すぐにペースを落としたが残り1周でガス欠で無念のストップ。15位でフィニッシュとなった。
■伊藤大輔
「2台体制になり、メカニックも忙しい中速いマシンを仕上げてくれました。結果的には15位でしたが、決勝でのマシンのパフォーマンスは高く、楽しんで攻めることができたし、カルダレッリ選手も頼もしい走りでした。」
「チームの雰囲気は非常に良く、やり甲斐を感じています。2戦目以降がとても楽しみです。皆さん今シーズンも応援よろしくお願いします。」
※SUPER GTのレース内容はこちら
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◆富士スピードウェイ、10月にWEC第6戦「富士6時間耐久」を開催◆
富士スピードウェイは、10月18日(金)から20日(日)にかけて世界耐久選手権 第6戦、富士6時間耐久レースを開催する。
富士スピードウェイは昨年からWECを開催し、今年も昨年と同じく、ピットウォークや選手たちのドライバートークショーを行う。
各種前売観戦券の発売は6月上旬予定となっており、詳細は後日発表される。
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◆鈴鹿サーキット、2013年 鈴鹿8耐の開催概要を発表◆
鈴鹿サーキットは、今年の7月25日(木)から28日(日)に開催する「コカ・コーラ ゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」の開催概要を発表した。
すでにホンダとヤマハはライダーの参戦体制を発表したが、今年はさらに今年は名門ヨシムラスズキが復活。こちらのライダー体制にも注目が集まっている。
また、鈴鹿を代表するレースのため、様々な各種イベントの開催も数多く予定されている。
各観戦チケットは5月11日(土)に発売予定となっている。
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