可夢偉、フェラーリ・レーシング・デイズに参戦!!
今年、F1を休戦してフェラーリのスポーツカーでWEC(世界耐久選手権)に参戦している小林可夢偉が、昨年の日本GPで初の表彰台を記録した鈴鹿に戻ってきた。
4月19日から3日間、三重県の鈴鹿サーキットで行なわれたフェラーリ・レーシング・デイズのプログラムである”フェラーリ・チャレンジ・トロフィオ・ピレリ・アジア・パシフィック2013″(以下、フェラーリ・チャレンジ)に、特別ゲストとして参戦、トークショーなどでも人気を集めた。
フェラーリ・チャレンジは、WECで搭乗しているフェラーリ458イタリアと同じベース車両が使われるが、チューニングレベルはWECより低く、マチュア・ドライバーが手軽に参加できる。
ゲストドライバーとして参加した可夢偉は、日曜日に行なわれたレース1、レース2とも、最後尾の31位からスタート。”今日は頑張るレースではなく、アマチュアのみなさんと楽しみたいと思います”とコメントしたことを忘れさせる快調なペースで2レースを、それぞれ3位と4位でゴールした。
なお、可夢偉が参加したフェラーリ・チャレンジのチェッカードフラッグが降られたゴール後、1コーナー手前で接触事故があり、ドライバー1名とコースサイドでレースを監視していたオフィシャル1名が負傷。このアクシデントのため、以後のスケジュールは中止された。
[STINGER]山口正己