フェッテル、ソチのサーキットを初走行
イベントに参加したチームの大使を務めるクルサードと、走行を担当したフェッテル(左から)。
インフィニティ・レッドブル・レーシングのセバスチャン・フェッテルは22日(月)、来年からF1カレンダーに加わる予定のロシア-ソチにあるソチ・オリンピック・パーク・サーキットを走行した。
先月、チームのタイトル・スポンサーを務めるインフィニティのパフォーマンス・ディレクターに就任したフェッテルは、自身が開発に携わった「インフィニティ FX フェッテル・エディション」に乗り込み、F1ドライバーとして初めてソチのサーキットを試走した。
サーキットは名前からもわかるように、2014年にソチでおこなわれる冬季オリンピックの会場の敷地内にあり、ロシア初のF1GPになる来年の開催を目指して、現在も建設工事が進められている。完成するとサーキットは全長5.854kmとなり、F1のカレンダーでは、ベルギーのスパ・フランコルシャン(7.004 km)、イギリスのシルバーストン(5.891 km)に次いで、3番目に長いサーキットになる。
サーキットの走行を済ませたフェッテルは、トラックの印象を次のように語った。
■セバスチャン・フェッテル
「F1ドライバーとして最初に新しいソチの会場を訪問できたのはすばらしい特権だよ。FXフェッテル・エディションで走ってみたんだけど、F1のマシンで走ってみたら楽しそうだなって、すでに感じてるし、(サーキット以外の)残りの会場も印象的だったんだ。来年、グランプリのためにここに戻ってくるのがすごく楽しみだよ」。
・サーキットデータ
サーキットの長さ:5,854km
最高時速:320km
サーキット幅:13〜15m
コーナー数:18
インフラを含めたサーキットの総面積:36ヘクタール
建設:OJSC(センター・オメガ)
サーキットのデザイナー:ティルケGmbH&Co.KG(ヘルマン・ティルケ)
Photo by 2013 The Power of Sport Images
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