ピレリ、スペインから仕様を変更したハード・タイヤを投入
スペインから投入される新仕様のハード・タイヤは2012年型に近いものに。
ピレリは25日(木)、5月13日に決勝がおこなわれる第5戦のスペインGPから、仕様変更をおこなった新しいハード・タイヤを投入することを発表した。
ピレリのモータースポーツ・ディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、今回のハード・タイヤの仕様変更について、次のように説明した。
「最初の4戦のレースでのタイヤの性能を評価したあと、全チームと相談し、スペインから新しいハード・タイヤを投入することになった」。
「新しいハード・タイヤは2012年の仕様に近い性能で、他のコンパウンドとの組み合わせにより、チームへ幅広い戦略のチャンスを与えるという目的は変わっていない」。
今年のピレリのF1用タイヤは、デグラデーション(走行することでタイヤに発生する性能の低下)が激しいとするチームもあり、ヘンベリーは先週末の第4戦のバーレーンGP終了後にタイヤの仕様変更をするかどうかを決定すると語っていた。
Photo by Jiří Křenek