[AUTO GP] 佐藤公哉、またもや優勝!!
AUTO GPで2勝目を飾った佐藤公哉。
黒田吉隆は不運を囲って12番手に甘んじた。
ハンガリーのブダペストのオンガロリンク・サーキットで行なわれたAUTO GP第2戦レース1で、佐藤公哉が開幕戦のレース1に続いて優勝した。佐藤公哉は、開幕戦のレース2でも3位表彰台を得ており、AUTO GPでここまでのレースのすべてで表彰台に乗ることになった。
前日に行なわれた予選で佐藤公哉は3番手、チームメイトである黒田吉隆は不本意な6列目のグリッドからスタート。公哉は、スタートで好ダッシュを決め、フロントローの2台を1コーナーまでに仕留めてトップを奪い、1周を終えたところでポールシッターのギレリに交わされたが、タイヤ交換でポジションを逆転し、僅か0,356秒の僅差で最初にチェッカード・フラッグを受けた。
黒田吉隆は、フォーメーション・ラップ中にエンジン・ストールに見舞われ、ピットスタートを余儀なくされたが、追い上げて12位でフィニッシュした。
佐藤は、「厳しいレースだった」とレースを振り返った。「レース中はずっとブレーキにトラブルを抱えていて、うしろのドライバーから常にプレッシャーをかけられていて辛かったが、チームがいい仕事をしてくれて勝つことができた」とチームの努力を讃えた。
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photo by Euronova