17歳右京、第2戦に準備万端
プロフィールを記録したCDを手にする右京。4月17日、17歳の誕生日直前のやる気の笑顔。
先月17歳の誕生日を迎えたばかりの笹原右京が、今週末、2戦目のフォーミュラ・ルノーALPSレースを控え、スケジュール開始を待っている。
フォーミュラ・ルノーALPS第2戦の舞台はイタリアのイモラ。2006年まで、F1のサンマリノGPの会場でもあり、フェラーリのお膝元としてだけでなく、セナが亡くなったことでも知られる。
右京は、開幕戦で36台中8位と、16歳のデビュー戦としては上々の結果を残したが、満足していなかった。
「開幕大会ではルーキーの僕でも意外に通用するんだと分かりましたし、課題が明らかになったスタートも、エンジニアとデータを解析したので今度はうまくいくと思います」とスケジュール開始を待ちきれない様子。
それもそのはず、イモラは、これまで、ユーロノバと出会って以来、昨年10月と今年3月に最も走り込んだコース。さらに、開幕戦のバレルンガ・サーキットの後、同じイタリアのミラノ・サーキットでのテストで好感触のセッティングを見つけたからだ。17歳は、「自分の走りはさらに進化しているので、迎えるイモラのレースはとても楽しみです」と目を輝かせた。
フォーミュラ・ルノーALPS第2戦は、5月10日現地時間9時(日本時間同日16時)にセッションを開始し、11日の17時20分(同24時20分)にレース1、12日の13時30分(同20時30分)にレース2が、それぞれ25周の決勝レースをスタートする。
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