可夢偉のコメントが気になる
フェラーリF1に納まる可夢偉。
モナコGP明けの月曜日にフィオラノでフェラーリF1をテストした小林可夢偉は、6月1日に、自身の公式サイトに、気になるコメントを伝えた。
そこには、モナコGPでチームに帯同したこと、今回のロシアでのロードショーのためにF1を走らせたこと。そして、今後はシミュレーターに乗ることも予定に入っていることを伝えた上で、”僕はやはり来年必ずF1に復帰したいと思っています”とし、さらに、以下のように続けている。
“KAMUI SUPPORTでみなさまにご援助いただいたお金は、あくまでF1のシート獲得のために出していただいたものですから、今シーズンの活動では一切使っておりません。もし来年このお金を使わずにF1シートを獲得できた際には、みなさまにお返しするつもりです”。
締めくくりはこうだ。”スクーデリア・フェラーリのドライバーとして与えられた仕事をしっかりと行ない、一日でも早くいいニュースがお届けできるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします”。
さて、このコメント、特に”もし来年このお金を使わずにF1シートを獲得できた際には“という部分が、なぜこの段階で伝えられたのか。3月11日のドメニカリとの2ショットをどう解釈するかというところに遡って、気になるのである。
[STINGER]山口正己
photo by Ferrari S.p.A